埼玉県三角点巡り、秩父御岳山の東尾根上の約100m北にある点と熊倉山の聖尾根下部にある点を踏みに出かける。
秩父御岳山は2002年6月に妻と登ったが、その当時は三角点ハンターではなかったので、東尾根上の側にある三角点を知るよしもなかった。2日ウオーキングの人達が集まっている三峰口駅から歩き始める。登山口から早速の急登で標高500m辺りからは傾斜が緩やかになり、樹林帯の中を地形図片手に三角点分岐を気にしながらのんびりと登る。分岐から約3分で三角点・遠土の上に到着する。少し早い昼食にする。
休憩後、来た道を下って登山口、白川橋へと向かう。熊倉山へは二度登っている。聖尾根は2008年6月に三峰口駅から今回仕方なく下った沢沿いの登山道からを登って酉谷山経由で奥多摩へと歩いた。予定した登り口の手前の沢沿いに踏み跡らしきものが有るので急なガレた上りを無理矢理上る。左側の小尾根に上がるとグッと歩きやすくなった。尾根を外さないで踏み跡もない急坂をドンドン上る。尾根が細くなって岩稜化してきた。その先に崖を思わせる急な上りが待っていた。地形図とGPSでこの崖?を上りきると三角点・白久に出会う。ステップらしきものも踏み跡も無い。登れそうな処を選んで三点支持ならぬ四点支持状態で、木の根を探して慎重に進みながら、此所を下るのはかなりヤバイかもと思う。上りきって下を振り返りとても下る気にはならなかった。この頃はお助け紐(ロープ)を持参していなかった事を悔やむ。
ひと休みして2008年に歩いた沢沿いの登山道で降りることで、準備していた地形図を頼りにさらに尾根を上り始める。680mピークから南東へ進み650mピークを過ぎた付近から東方向へ尾根を下降する。沢沿いの登山道はすっかり荒れていて踏み跡もハッキリしない状態だった。
やっと人家が見えてほっとする。前回歩いた記憶は全く思い出せなかった。良い天気で良かった。