公共基準点
公共基準点とは、地球上の位置を定めた点で、各種測量の基礎となるとても大切なものです。 (地球上の水平位置や高さを求めるためには、近傍に一定の測量精度を有する基準となる点が必要になり、この点のことを基準点と呼びます。) 国土交通省国土地理院が設置・管理する基準点には、電子基準点、三角点や水準点などがあります。
公共基準点1級 点間距離1㎞ 公共基準点2級 点間距離500m
街区基準点
街区基準点とは、地籍調査における基礎データの整備等を目的に、平成16年度に国土交通省が実施した「都市再生街区基本調査」の一環として全国の都市部(人口集中地区:DID)に設置された公共基準点で、一般の公共基準点の各級に相当する測量精度を有しています。公共工事や分筆等の測量など、各種測量の基準として活用できます。
街区基準点には、国家基準点等を基準に約500m間隔に設置された「街区三角点」と、この街区三角点を基準に約200m間隔に設置された「街区多角点」があります。このほか、街区基準点測量等を補間するために設置された「補助点」があります。
街区三角点 点間距離500m 街区多角点 点間距離200m 補助点 点間距離 任意