ネパール

◆カンチェンジュンガ山群
 カンチェンジュンガ山群へは200210月に41日間の日程で出かける。

ビラトナガルからバサンタブルに入りトレッキングを開始する。マカルー、エベレスト、ローツェなどを遠望しながらヤルン氷河に沿って南面最奥のオクタン、さらにBC近くまで行って写真を撮る。その後ヤルンまで引き返してミルギン・ラを越えてジャヌーを撮りグンサへ下る。さらに北面最奥パンペマに入る。北面は80年に山岳同志隊が北壁からの登頂に成功している。北壁の凄さに圧倒された。 

クーンブ山群
 クーンブ山群へは何度も訪れたが、写真山行としては200310月、200610月、200710月の3度訪れている。写真山行以外ではカラパタールへ2度、ゴーキョ・ピークへ1度訪れた。2003年はチュクン~コンマ・ラを越えてカラパタールへ、少し戻りチョラ・ラを越えてゴーキョ・ピーク、さらにチョー・オユーBC手前まで行って写真を撮る。2006年は2003年のカラパタールまでのコースで再訪する。2007年は単独でゴーキョ・ピークとその奥のチョー・オユーBCを訪れる。また、マカルーへは200410月でBCまで入り、間近にその姿を眺める。 

ガネッシュ山群
 ガネッシュ山群へは200510月の「マナスル山群写真トレッキング」の前半に訪れたもので、雪に降られて難儀した事を記憶している。この時のトレッキングはマナスル山群がメインだったために、なんとなく付け足しのような感じでシャッターを押していた。アルガード・バザールから歩き始め、ロクワからシャール・コーラ沿いにガネッシュ山群に入り、チャマリ・カルカからさらに奥に進みトロ・ゴンパ氷河右岸にあるカルカまで歩く。サイド・モレーンへ登り、ガネッシュ・ヒマール峰、峰、峰、峰などを眺めた。 

マナスル山群 
 マナスル山群の最高峰マナスル(8163m)は、日本山岳会が1977年秋の偵察に始まり、1981年春の第三次登山隊により5月9日に初登頂され、日本人によって登られた最初の8000m峰となった。

 マナスル山群へは200112月のバーラポカリと、200510月のマナスル山群写真トレッキングで訪れていて、2005年度は最初にガネッシュ山群の北面を眺め、その後反時計回りでラルキャ・ラ(峠)を越えてマナスル山群を一周した。雪に降られてラルキャ・ラ越えに難儀した事を記憶している。4年前にバーラポカリからマナスル山群を南西面から眺めたが、山の形がまるっきり違って見えた。 

ダウラギリ山群
 ダウラギリ山群へは2004年4月にミャクディー・コーラ沿いに歩き、チョーバルバン氷河に入ってパカポンのイタリアBCからダウラギリ峰を見上げる。目の前に約4600mの西面壁が迫ってくる。圧倒されて暫し唖然として眺めるだけだった。さらにチョーバルバン氷河をBCへ進み、目前に西面に劣らない北面壁、北にトゥクチェ・ピーク、背後に峰、峰、峰が現れる。さらにフレンチ・パスへの途中まで上がり高度感のあるダウラギリも撮れた。三年後にシャクナゲの咲く時期にアンナプルナの周遊でゴラパニを訪れて、違った姿のダウラギリも撮った。さらに2008年と2009年にアンナプルナ山群へ出かけたときにも東面側から眺めてきた。2010年にはマルハからフレンチ・パスへ登り、東面やBCからとはひと味違った姿を眺める。 

アンナプルナ山群 
 アンナプルナ山群へは199911月に内院へトレッキングで訪れる。写真撮影でのトレッキングでは無かったので、2008年秋にティリチョ湖、ツロブギン峠へと行く予定で出発したが、時ならぬ降雪でツロブキン峠へは行けず宿題を残してしまった。翌2009年秋に宿題解消を目指して一人でツロブギン峠~内院へ出かけるも、またもや降雪でツロブギン峠にてテント泊が出来ず、再度の宿題になってしまった。2010年再チャレンジをして峠に二泊し、念願のアンナプルナⅠ峰の夕焼けを眺める。 

シャガール・ランタン山群
  シャガール山群へは200110月にネパールから中国・チベットへ入り、チョー・オユーBC、エベレストBCに併せて訪れ、トン・ラからとBCからシシャパンマを眺める。ランタン山群へは、1999年2月にトレッキングで、同年5月にヤラ・ピークを登ったのみで、写真山行としては訪れていない。 

パキスタン

◆バルトロ山群
 バルトロ山群へは四度訪れている。最初は1998年7月、二度目は2001年8月に写真トレックとして参加。あの【911テロ事件】が勃発したさなかにバルトロ氷河にいて、ガッシャーブルムBCまで入っていた。詳しい状況が判らないまま、下山とともに強制的に本国へ帰国させられた。三度目の2004年8月では、ゴンドコロ峠越の予定が雪の状態が悪くて越えられず往路を戻る。四度目は2007年8月、再度ゴンドコロ峠越を試みるもまたもや越えられなかった。 

マッシャーブルム山群
 マッシャーブルム山群はバルトロ氷河から一部望める部分もあるが、2005年6月にフーシェ谷からゴンドコロ氷河を進み、東に進路を変えてチャクサラ氷河に入って奥まで進みK7のBCまで歩く。 

ナンガ・パルバット山群
 ナンガ・パルバット山群へは1994年4月にメルヘン・ベーゼへトレッキング、写真では2005年6月にK7BCへのトレッキングと併せて訪れ、南・北BCから展望する。さらに2009年9月に北・南面BCに写真の撮り残しや撮り直しで出かける。

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ヒマラヤ写真撮影紀行-1
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