埼玉県四等三角点探訪・番戸、吉田町火の見
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11月4日
南与野8:42-武蔵浦和8:468:50-新秋津9:09・・・秋津9:13-所沢9:169:24-飯能9:4810:03-西武秩父11:01、駅前11:10-吉田下橋11:52頃、
12:00・・・登り口12:23・・・三角点・番戸12:39・・・登り口12:52・・・吉田仲町バス停13:14頃、・・・三角点・吉田町火の見13:19/13:50/13:54・・・
吉田仲町バス停13:57頃、14:16-西武秩父駅15:04頃、15:29-飯能16:2416:27-秋津16:55・・・新秋津17:05-武蔵浦和17:2317:25-南与野17:29
 先週に続いて三角点探訪に出かける。今回は秩父市の吉田地区番戸集落に有る三角点・番戸(305.11m)と本町集落の吉田小学校傍にある三角点・吉田町火の見(217.20m)の二点を訪れた。
 三角点・番戸へは西武秩父駅から吉田元気村行きのバスで「吉田下橋」バス停にて下車して歩き始める。赤平川を渡って左に折れて進む時に道を間違えて工場内に迷い込む。車道に戻り番戸大橋を渡り右の番戸集落へ向かう。集落の最奥辺りから右の尾根へ急坂を木立などに捕まりながら強引に上る。傾斜が緩やかになり歩き易い尾根道になる。広い笹原になり尾根筋を失わないように慎重に進む。上り始めて約15分で尾根上の小高いピークに着く。周囲は雑木林で枯葉が敷き詰められている小さな広場に暖かそうな三角点を見つける。写真を撮り往路を戻る。
 三角点・吉田町火の見へは「吉田仲町」バス停まで戻り吉田小学校へ向かう通学路になっている階段を上る。事前に電話で三角点探訪をお話しして了解をもらっている。階段を上り切って校庭に出る。周囲は金網に囲まれていた。周囲を見回すと右側に金網の外に三角点標識杭を見つける。手前に保護石らしき石を見つける。子供たちが集まってくる。無理やり金網を越えて外側に降りる。スコップで保護石らしい周りを掘り返す。見つからない。その間に子供たちの質問攻めに少々困った。が、お昼休みが終わって静かになった頃にGPSを確認すると三角点は少し左側になっていたので標識杭の左下をスコップで掘り返し始める。ガチっとぶつかる手ごたえが有り周りを掘り進む。丸いコンクリートが出てきた。地下式の円筒型の三角点らしい。中央の取手を持ち上げながらバールで蓋をこじ開ける。中は土で埋まっていた。スコップで土をかきだして金属製の基準点(三角点)を掘り出す。やった!頭部を綺麗(十分ではなかった)にして写真を撮り元に戻す。約30分かかった。此処の三角点は国土地理院のHPでは「不明」となっている。
 風が冷たい一日だったが「不明」の三角点を捜せて気持よく帰宅できた。
:2級基準点・吉田町火の見
吉田総合支所よりの回答

国土地理院HPにある四等三角点・吉田火の見付近にある秩父市の2級基準点は、昭和59年12月7日に設置されたもので、当時の吉田町が独自の基準点網で配点したもので、三角点との関連は確認できませんでした。
2級基準点・吉田町火の見(217.20m)
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HPの三角点・吉田町火の見の位置
GPSの表示
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手前の保護石らしき石が有った場所
吉田小学校への階段
三角点・吉田町火の見の場所
三角点・番戸(305.11m)
三角点・番戸(305.11m)
尾根道
尾根への登り口