　埼玉県四等三角点探訪に出かける。今回は吉見町の三角点・西吉見山（78.04m）、東松山市の三角点・野田（42.93m）と三角点・埼玉銀行（47.97m）、滑川町の三角点・金光地（38.26m）、三角点・山屋敷（57.47m）、三角点・上福田（79.9m）と二度目の三角点・菅田（64.92m）の計七点を訪れた。
　三角点・西吉見山へは東松山駅からマイタウン循環バスを利用して「市営住宅」で下車して東方向に歩き始める。松ノ平団地に入り急な坂を団地の東端まで上る。藤原さん宅の裏庭に三角点は有る。挨拶をするも返事がなく裏庭へ入っていく。倉庫の傍に保護石に守られた標石を見つける。周りを整理して写真を撮り往路を戻る。
　三角点・野田へは「市営住宅」バス停まで戻ってさらに407号線を越えて市立市民病院そばを北西方向に進む。約800ｍ辺りで三角点のある民家をＧＰＳで探す。挨拶をするが返事がない。点の記を参考に母屋の北側の勝手口前に山茶花の傍に三角点標識杭を見つける。周りを掻き分けて整理して写真を撮り往路を市立市民病院まで戻る。407号線に有る東松山駅へのバス停に階段を下りてバスで駅に向かう。
　三角点・埼玉銀行へは東松山駅へ向かう途中の「本町一丁目」で下車して東松山駅方面に歩き始める。約100ｍで右に入りしばらくして三角点のある「東松山市文書庫」に着く。三角点は建物の屋上で約30ｍの建物の外側に設置してある鉄のハシゴを利用して上がるしかない。注意して鉄梯子を上る。何とか登り切り屋上に着く。三角点は目の前に有った。写真を撮り終えて鉄梯子を後ろ向きで慎重に降りる。やっと地面に降り立ちホッとする。両腕が非常に疲れていた。駅に向かう。
　三角点・金光地へは森林公園駅へ移動して北東方面に歩き始める。47号線を越えて北方向に進み市野川を渡って約300ｍでＴ字路の道路脇ガードレール下に保護石に守られた標石が有った。三角点標識表示杭もガードレール下に有ります。枯草などを除いて写真を撮り次の三角点へ向かう。
　三角点・山屋敷へは西方向に進んで47号線を越えて約200ｍ進み右に曲がる。静かな住宅地で三角点のある民家を探す。家人に挨拶をして畑混じりの庭に入れていただく。畑の中に三角点標識杭を見つける。傍の標石は天部だけを出していた。スコップで等級が確認できるまで周りを掘り起こして写真を撮り埋め戻す。お礼を言って森林公園駅へ向かい遊歩道の途中で昼食にする。
　三角点・上福田へは何度も利用した熊谷駅行きのバスで何度も利用した「観音前」で下車して歩き始める。47号線から173号線へと進み福田小学校脇を左に曲がって「谷津の里」看板で右方面に入る。緩やかに上って谷津の里無人直売所に着く。三角点は直売所の反対側の空き地に有る。が、広場は畑になっていて以前の野外運動施設の様な広場ではない。広場の中央が土盛りされてピョコンと寂し気に標石が有ったらしい。ウロウロ探すが見つからない。直売所の人は不在で近くの人に聞いても「有ったな！」でその後は分からないとのこと。諦めて次の三角点へ向かう。（谷津の里の関係者から1/5に電話が有り、約５年前に国土地理院へ確認・了解後に撤去したそうです）
　三角点・菅田へは「谷津の里」入口まで戻り西方向へ進み、高根カントリークラブ内を抜けて見覚えのある場所に出る。実は三角点・菅田へは二度目の探訪で先人の探訪資料を参考にして訪れる。棒切れで落ち葉を掻き分け、植木用の添え棒で彼方此方地面を突いて歩く。先人は三度目で見つけたようだ。約42分で諦める。前回も歩いた道を「観音前」バス停へ向かう。
　寒い朝で防寒対策をしっかりして出かける。日中は陽が射して少しは暖かくなった。上福田はＨＰでも掲載が無く、亡くなったのだろうか。菅田は篠竹が増えて私道を侵食したからか判らなかったのかな。今年もコロナ禍で山遊びは十分に出来ずに終わった。筋トレもサボってばかりいて体がほっそりしてきたようだ。