　秋の晴天の中で埼玉県四等三角点の探訪へ出かける。今回は本庄駅からバスで神川町へ向かい神流川堤防上に有る三角点・遠新田（109.98m）と三角点・寄島（109.45m）、近くの萩平地区の三角点・二ノ宮（114.51m）を探訪してバスで本庄駅へ戻る途中の古新田地区に有る三角点・古新田（66.59m）の計四点を訪れた。
　三角点・遠新田へはバス停神川町役場入口から歩き始めて神流川の堤防へ向かう。堤防上の遊歩道から神流川側に少し下った辺りに三角点が設置されている。三角点標識などない。何時もは草ぼうぼうの堤はすっかりと草刈りがしてあって三角点の場所は約４分で見つけられた。四角のコンクリートの蓋を工具で使って何とか持ち上げる。泥に埋まった三角点の金属標を掘り出して綺麗に拭いてあげて写真を撮る。堤上に着いてから蓋を戻すまでに予定より早く約８分で終わる。　三角点・寄島へは神流川の堤防上の遊歩道を南西方向へ進む。河川敷は公園や球技場になっており沢山の人が楽しそうに休日を楽しんでいる。一度堤を離れてさらに進むと新たに堤が見えてきて堤防上に上がる。此処は堤の手前側に三角点が設置してある。三角点標識も無くＧＰＳを頼りに凡その位置を確認する。此処も草刈りがして有って蓋の無い状態で直ぐに見つけられた。泥を掘り返して金属標を綺麗に拭いて写真を撮る。
　三角点・二ノ宮へは堤を離れて田んぼの中の農道を萩平方向へ進む。バス道に出てさらに進んで青柳小学校の裏側に進む。道路沿いの萩平集会所の入口近くのコンクリートに金属標が天部だけ出して窮屈そうに埋められていた。写真を撮り青柳小学校前のバス停へ向かう。
　三角点・古新田へはバスで本庄駅方面に向かい古新田バス停で下車して歩き始める。バス道を離れてバス停から約700ｍ辺りの雑種地に古ぼけた三角点表示杭と首長の標石を見つける。刻まれた文字も崩れて微かに四等三角点と判った。近くの児童公園で少し遅い昼食とする。バス停の戻り本庄駅経由で帰宅する。
　良い天気で気持よく歩けた。堤上での三角点が容易に探せたので予定時間より約１時間早く帰宅できた。