　コロナワクチンも二回摂取も終わって熱も筋肉中も治まり、梅雨の中休みで三角点探訪に出かける。今回は加須市では三角点・東武（9.20m）と三角点・諏訪（13.38m）の二点、騎西町では三角点・山王（12.25m）の一点、羽生市では三角点・下羽生（14.38m）と三角点・藤井上組（15.13m）と三角点・大和町（16.57m）の三点、行田市では三角点・長野（17.51m）と三角点・大竹（16.38m）の二点で計八点を訪れた。
　三角点・東武へは東武線花崎駅から歩きだし約15分で加須市の水道用地に到着する。三角点は金網に囲まれた用地内部にある。マンホール式の三角点でネット検索した団地の植込み傍の三角点表示杭も無く金網でどうしようもなく諦めて駅に戻る。
　三角点・山王へは加須駅に移動して駅南口から歩き始める。田園地帯の中にこんもりとした森が有る。山王神社へ通じる参道の入り口に大きな鳥居が有り右の柱の側に三角点が有るのだが見つからない。ＨＰの三角点の遠景写真をコピーして持参したのだが、柱の側にある石材を三角点と思い込んでいた。三角点標識杭は折れていたが残骸が残っていて、帰宅後写真を見直すと標識杭の右側（柱からかなり離れている）に有るらしい。再訪しなくてはと思っている。所有者の町田さんにも声掛けして色々お世話になりました。
　三角点・諏訪へは加須駅に戻り北口から北方向に歩き始める。約15分で諏訪公園に着く。ゲートボール場との境近くに三角点標識杭が有り三角点標石部が草に囲まれている。スコップで標石の周りを掘り起こして等級を確認して写真を撮る。駅に戻る。
　三角点・下羽生へは羽生駅に移動して駅東口から南東方向に歩き始める。約23分で羽生市ワークヒルズに到着する。三角点は駐車場内に有り三角点標識杭もすぐ判り標石を綺麗にして写真を撮る。
　三角点・藤井上組へは三角点・下羽生から東方向に約800ｍ進み、さらに北方向に約1.4㎞進んだ四つ角近くの植込み内に有り、三角点標識杭は倒れていて標石も草で隠されていた。周りの草を取り払い写真を撮る。
　三角点・大和町へは三角点・藤井上組から西に約2.7㎞進んだ大和町公園に約30分で到着する。三角点標識杭は無く、公園内のお花が植えていない花壇にコンクリートに守られているが草で見えない三角点標石を見つける。標石を覆っている草と周りの土を等級が判るまで掘り起こして写真を撮る。暑い中で木陰のベンチで遅い昼食にする。
　三角点・長野へは羽生駅から秩父鉄道で東行田駅へ移動する。駅から南東方向に歩き始め約15分で長野中央公園に到着する。三角点は北側端の道路の側に有る。三角点標識杭は無くＨＰの遠景写真を参考にスコップで掘り始める。約15分で標石を掘り当てて等級を確認して写真を撮り元に埋め戻す。
　三角点・大竹へは三角点・長野からさらに南東方向に約１㎞進み、さらに西方向に約1.2㎞進んで田園地帯に入り農道の角に三角点が有る。三角点標識杭も無くＨＰの遠景写真を参考にスコップで周りを掘り始める。約20分で標石の頭を探し当てる。等級が確認できるまで掘り返して写真を撮り元に戻す。暑い中三角点・長野を経由して東行田駅に戻る。
　梅雨の中休みとは言え午後からは真夏日になり少々脱水状態になり下肢がピクピク痙攣気味になる。騙しだまし歩いて何とか無事に帰り着いた。真夏日に約22㎞歩くのは少し無謀かなと思った。靴下を新調したのか右足の足裏に大きな水膨れが出来てしまった。