６月８日

　コロナ感染が減少しつつあるがワクチン接種が済まないと安心はできない。そんな中で三角点探訪に出かける。が、主たる目的は三角点探訪だが毎日晩酌で楽しんでいる唐辛子味噌の在庫がなくなり秩父へ買い求めに出かける。今回は昨年探訪した三等三角点の「大芝」と「長若」で歩いたコースを含めて再度「秩父ミューズパーク」を訪れる。
　三角点・峠（359.94m）へはミューズパークの展望台入口バス停にて下車して展望台へ向けて歩き始める。新緑の中を緩やかに下り少し上り返して展望台に着く。三角点は展望台の入口近くのロータリー内に標石頭部だけを出して埋められていて窮屈そうだった。展望台からの眺めは抜群で秩父市内が一望できバックに肌を削られた武甲山がどっしりと座っている。
　三角点・木附場（442.24m）へは展望台入口バス停に戻りミューズパーク南口へ向かって歩く。園内はコロナ禍で時たま散歩を楽しんでいる人以外はひっそりとしている。三角点・長若はパスして南口バス停から秩父防災基地の傍を通って南西方向の林道に入る。秩父防災基地駐車場内に前回訪れた四等三角点・比丘尼沢がある。挨拶だけで車輪跡がある林道を進む。この林道は三角点・大芝の探訪で歩いている。が、地形図片手に記憶を思い出しながら進む。三角点・大芝も写真だけでさらに先へ進む。鉄塔を二か所通過して緩やかに坂を上りピーク手前を右に入り、右回りに進んでピークを過ぎて少し尾根を下がった微かに踏み跡が有る尾根上に三角点標識杭を見つける。三角点は保護石に守られて落ち葉の布団で暖かそうだった。写真を撮り往路を戻る。 林道は木陰が多くてあまり暑さは感じなかった。
　猛烈に暑い南口バス停近くの木陰で遅い昼食にする。バスで西武秩父駅へ戻り早速唐がらし味噌を求めて涼しく空いている電車でウトウトしながら帰宅する。

展望台から秩父市の眺め

三角点・峠（359.64m)

三角点・木附場（442.24m)