　コロナ禍の感染が収まらず沖縄と北海道が緊急事態宣を追加している現状で三角点探訪に出かける。今回は川口市の10点とさいたま市の２点の計12点を訪れた。地形図片手に東浦和駅から歩き始めて約５時間で10点を探訪して、戸塚安行駅から東川口駅に移動して駅の北側と南側の計２点を探訪した。
　三角点・柳崎公園（4.29m）へは駅から約30分で到着するがなかなか見つけられずウロウロする。グランドの傍の綺麗に舗装された歩道にマンホール式の三角点をやっと見つける。工具で蓋を開けると標石の頭部だけが出ている三角点で周りはセメントでしっかり固められていて等級も確認できず窮屈そうだった。
　三角点・下山口（6.53m）へは東の方向に進み山口橋から見沼代用水東縁沿いに左岸の遊歩道を北上して三角点標識とマンホール式の三角点を見つける。工具で蓋を開けて綺麗な三角点を見つけ等級も確認して写真を撮る。
　三角点・山口橋（8.42m）へは見沼代用水東縁の右岸を山口橋まで戻る。遊歩道傍に三角点らしきマンホールがあり蓋を開けると完璧に泥で埋まっている。スコップで等級を確認するまでかなり沢山の泥を掘り出してやっと三角点の写真を撮る。
　三角点・木曽呂（13.96m）へは東方向に約500ｍ進んで南下して市営住宅の集会場傍にマンホール式の三角点を見つける。工具で蓋を開ける。頭部は泥で汚れていてきれいに拭いて等級も確認して写真を撮る。
　三角点・石神（14.47m）へは国道に戻りさらに東方向に進み東北自動車道の上部の石神交差点に着く。点の記にある道路を東北道と思って東北道傍の草むらを一生懸命探すが見つからない。諦めかけた時に岩槻街道の下り線に薄汚れた三角点表示杭を見つける。やれやれ疲れた。マンホールの蓋を開けてやっと等級が確認できる処まで泥に埋まっている三角点を確認して写真を撮る。
　三角点・行衛（7.81m）へは岩槻街道を少し北上して西に進みさらに北上して国道五〇号線を越えた直ぐに植込みに覆われたロータリーが有りその中に三角点がありそう。車の往来が激しい中でガードレールを跨いで微かな踏み跡らしき処から植込みの中に入る。腰までの植込みをかき分けながらウロウロして三角点標識杭をやっと見つける。コンクリートに守られた三角点を見つける。スコップで落ち葉を除いて等級を確認して写真を撮る。
　三角点・川口自然公園（4.96m）へはさらに北方向に進み一部草刈りもしていない道を経て差間小学校（四等三角点・差間が有る）側を通って見沼代用水東縁に沿って遊歩道を進みＪＲ武蔵野線を潜って川口自然公園に着く。池の側に植込みに隠れた三角点標識杭があり落ち葉に埋もれてコンクリートに守られた三角点を見つける。落ち葉を取り除き等級を確認して写真を撮る。この公園で少し遅い昼食にする。
　三角点・北原台（15.15m）へは見沼代用水東縁の遊歩道を戻り途中から東方向に進んで北原台地区に入り行衛公園に着く。ＧＰＳで確認するが判らない。公園が上下二ケ所に分かれていて上部の公園に行くと植込みの角近くにマンホールが有り工具で蓋を開け薄汚れた三角点を確認する。
　三角点・下台（15.77m）へは行衛公園から国道に出て東方向に約700ｍ進んだ場所に交差点が有り角の植込みの中に三角点があるらしい。が、植込みは簡単に中を覗けない。彼方此方かき分けて中を覗くがなかなか見つからない。やっと植込みの隅を覗くと何となく落ち葉に埋まった小さな空間が有り落ち葉をかき分けるとコンクリートに守られ三角点を見つける。スコップで綺麗にして等級を確認して写真を撮る。疲れた。
　三角点・西立野（17.06m）へは交差点を約1.2㎞南下して戸塚安行駅への県道を渡り三叉路交差点に道路の舗装部分に国土地理院表示のある鉄製のマンホールを見つける。蓋を開けて等級を確認して写真を撮る。県道に戻って東方向に進み戸塚安行駅へ向かい東川口駅に移動する。
　三角点・榎戸公園（5.10m）へは東川口駅北口から歩き始める。約20分で戸塚榎戸公園に着く。広場では多くの家族連れが楽しそうに遊んでいる。見つからず暫くウロウロして点の記を見直してやっと見つける。コンクリートに守られていて標石は砂で埋まっている。スコップで掘り出して等級を確認して写真を撮る。
　三角点・戸塚（13.46m）へは東川口駅に戻り南口から線路沿いに西方向へ約700ｍ進み、南方向に約700ｍ進んだ行き止まり手前のアスファルト舗装の歩道にマンホールを見つけ蓋を開けるときれいな三角点見つけ等級を確認して写真を撮る。
　良い天気で暑い中を約６時間も街中をウロウロ歩き、コロナ感染対策でマスクを着けたままでは熱が体にこもってします。しっかり脱水して夕食のビールが大変に美味しかった。