コロナ禍の中で久し振りに三角点探訪に出かける。今回は埼玉県四等三角点の探訪で越生町にある五点を訪れた。上谷地区大畑にある三角点・大畑(125.83m)、上谷地区雨乞松の雨乞山の山頂にある三角点・山ノ入(340.03m)、小杉地区篠久保のある城山山頂にある三角点・芦ケ沢(285.62m)、堂山地区にある三角点・堂山(109.35m)、成瀬地区熊ノ谷にある三角点・田代(152.22m)を探訪した。
 三角点・大畑へは越生駅からバスで「越生梅林入口」へ向かい、北方向にときがわ町へ向かう車道を歩き始める。春の真っ盛りで木々は新緑、あちこちに鮮やかに花が咲いている。約20分で大畑に着き東方向に暫く進むと道の右傍に三角点標識がある。その傍に車の古タイヤが有りそれを取り除くとコンクリーで守られた三角点があった。周りの土を取り除いて綺麗にして写真を撮る。
 三角点・山ノ入へは車道に戻り直ぐ先の左の林道(車道)に入る。沢沿いに西方向に緩やかに上っていく。沢沿いから離れて南西方向にさらに上り、峠手前にネットで探した雨乞山への登り口を見つけて登り始める。右のピークを確認しながら進むが登山道が下っていく。少し引き返して尾根に向かって強引に登る。樹林帯の急登で登り易い処を探しながら尾根に取付く。尾根をつめて高みに向かう。登り口から約15分で山頂に着く。山頂は小さな広場になっていて三角点がポツンと寂しく鎮座していた。歩き易い尾根道が有った。が、登ってきた方向と違い引き返して急坂の悪路の往路を戻る。
 三角点・芦ケ沢へは雨乞山から車道に戻り峠を越えて越生梅林方向へ緩やかに下る。林道分岐を右に入って約300m進み東電214号鉄塔入口から沢を小橋で越えて鉄塔巡視路を登り始める。急坂を約10分で尾根に出て傾斜も緩やかになり214号鉄塔が表れる。山頂(城山)は枯れススキで三角点を捜せない状態だが点の記を参考にして鉄塔から少し離れた(約10m)高み付近の四角いマンホールを探す。ススキに隠れたマンホールを見つけて穴に指を差し込んで蓋を持ち上げる。中に金属製の三角点を確認する。良い天気のもとで昼食にする。
 三角点・堂山へは城山から下山して林道を越生梅林方面に進む。越生梅林の少し手前にある最勝寺前から左手の小道に入り少し上って「小杉堂山生産組合管理事務所」に着く。事務所の前庭の隅に三角点を見つける。
 三角点・田代へは越生梅林を過ぎてバスで降りたバス停を過ぎて約300mを左に曲がりニューサンビア埼玉越生方面に進み橋を渡った目の前の小高い山に三角点がある。民家の側を進み突き当たりに登り口らしい箇所があり木立を頼りに強引に直登する。約20分で山頂に着く。広場の中央に木立に守られた三角点を見つける。急坂に足を滑られながら下り無事登り始めた場所に着いた。
 バス停に着きバス時間を確認するも予定よりも早く探訪が終わって約1時間50分も待つ羽目になった。良い天気の中で記録の整理、近くの水道をお借りして汗を拭う、お酒の蔵元を見学するも時間が余ってしょうがない。駅まで歩く気もならずベンチでうたた寝する。帰りの電車では久し振りの山歩きで居眠りしながらも予定通りに帰宅できた。
三角点・田代(152.22m)
戻る
三角点・堂山(109.35m)
三角点・芦ケ沢(285.62m)
三角点・山ノ入(340.03m)
三角点・大畑(125.83m)
埼玉県四等三角点探訪・
    大畑、山ノ入、芦ケ沢、堂山、田代
戻る
4月7日
南与野7:43-武蔵浦和7:477:54-北朝霞8:02・・・朝霞台8:10-坂戸8:388:43-越生9:05、駅前9:12-梅林入口9:24頃、9:25・・・
三角点・大畑9:51/9:55・・・登り口10:18・・・三角点・山ノ入10:32・・・林道登り口10:47・・・登り口11:16・・・三角点芹ケ沢11:30/11:35《昼食》11:53
・・・登り口12:02・・・堂山分岐・・・三角点・堂山12:23・・・梅林入口バス停12:33・・・登り口・・・三角点・田代12:48・・・登り口12:57・・・中津久根バス停13:01頃、
14:52-越生駅15:03頃、15:17-坂戸15:3515:47-川越15:5716:05-南与野16:36