三角点･川越城（21.21m)

７月１８日

　埼玉県三等三角点探訪で今回は熊谷市の市循環バス「ひまわり号」を利用して熊谷市の南東の端にある三角点・玉造（18.44m）と籠原駅から約1.2㎞の公園内にある三角点･東方（38.66m）、さらに川越市・喜多院の北約１㎞にある初雁公園内の三角点･川越城（21.21m）の三カ所を探訪した。
　熊谷市のゆうゆうバス「ひまわり号」は利用料金が百円で主要道路ではなく生活道路を中心に運行している。玉作バス停で下車して三角点へ向けて歩き始める。今日も蒸し暑くて陽は出ていないのに汗が流れる。ＨＰの写真で大凡の場所は判ったのに手前からは水路があって進めず、大きく回り込んで「神沼宅」方面から入る。挨拶をすると在宅のお婆さんが出てきて｢三角点ね！久し振りに見に来たね！｣と親切に案内していただいた。が周囲は草藪で藪蚊がウヨウヨ飛んでいた。さらに三角の標識は有るのだが肝心の標石（柱石）が見つからない。ＧＰＳを使い大凡の場所を決めて周囲の草を取る。お婆さんは草取り鍬と虫除けスプレーを持ってきてくれた。地面を掘り始めて暫くしてコンクリートのマンホールが出てきて蓋を取り中を綺麗にして写真を撮る。元に戻しお礼を述べてバス停に戻る。暫くは藪蚊に刺された箇所が痒くて堪らなかった。
　籠原駅に移動して歩き始める。約15分で道路に沿った公園に着き綺麗に管理されている芝生の端に三角点を見つけて写真を撮り駅に戻る。
　本日最後の川越市駅に移動する。駅から約２㎞に有る初雁公園へ向かう。とにかく蒸し暑くて堪らん。少し行きすぎて公園内に戻り探すがよく判らない。小高い丘の上に四阿屋の休憩所がありベンチの側にコンクリートに囲まれた（埋められた）三角点をやっと見つけて写真を撮り駅に戻る。
　川越は観光地らしくこの暑いのに見学者が意外と多い。自分も含めてご苦労なことだ。街中の探訪は寒い頃が良いだろうがまだまだ数多く残っているのでね。

三角点･玉造（18.44m)

三角点･東方（38.66m)