５月１９日

　埼玉県産等三角点探訪で今回は高崎線の北本駅から東方向に約1.7㎞にある三角点・北中丸（17.18ｍ）と駅の反対側約2.7㎞にある三角点・馬室（25.23ｍ）、移動して桶川駅の北東約5.5㎞にある三角点・小林（12.36ｍ）さらに大宮に戻り埼玉新都市交通の東宮原駅から約1.5㎞の三角点・大砂戸を探訪する。
　北中丸は駅東口から初夏のような暑い中で約30分街中を歩き人家が疎らになった畑の中にあった。
　駅に戻り西口から街中を歩き出す。地形図片手に街角に注意しながら進む。住宅地はこの時期に多いバラが綺麗に咲いている。三角点は竹藪の中にあって回りをかたづけて写真を撮る。
　北本駅から隣の桶川駅に移動する。三角点・小林は駅から遠いので路線バスを利用して探訪する。バス停か約600ｍにありその場所はすぐに判った。が、工事用の駐車場になっていてそれらしきものは見つからない。事前にＨＰで調べていたが路面をかなり削って（掘って）写真を撮ってあった。ＧＰＳで場所を特定すると鉄板の下らしい。鉄板を移動（持ち上げ）してその下を掘り始める。が、堅くてなかなか掘れない。近くにあった木切れで掘るも掘りきれない。諦めて鉄板を元に戻して引き返す。
　次の三角点・大砂戸へ向かう。東宮原駅から住宅地の中で街角を確認しながら歩く。ＪＲの東大宮操車場手前の公園に出る。公園の東隅に三角点があるはず。が、見あたらない。此処でもＧＰＳを使って彼方此方探す。と、コンクリート（たぶん四角）の真ん中が土で埋まっているのがあった。この下と決めて近くにあった棒きれで真ん中の土を掘る。此処は三角点・小林の時より土が柔らかくて少しずつ掘り下げていけた。三角点の頭が出てきた。さらに掘り下げて写真を撮る。ホッとする。掘った土を戻して元の状態にした。
　この先シャベルを持参して三角点の探訪をしなければならなくなるのだろうか。確かにコンクリートの四角い穴に三角点がある場合、公園などではそのままでは危険かもしれない。

三角点・北中丸（17.18m)

（国土地理院のＨＰから転記した写真）

三角点・馬室（25.23m)

三角点・小林（12.36m) 　鉄板の下が三角点だろうとずらして掘り始めるが、
　　堅くてとても掘れず諦める。　

（掘った後で埋め戻す）

三角点・大砂戸（9.16m)