中学校の同窓会が尾道で開催されるのでついでに近辺の山を登ことで出かける。夜行高速バスで早朝に尾道駅前に到着する。工事中の駅で準備をして因島・土生港行きのバスに乗る。
金山バス停から因島の中央部を東西に連なる「因島アルプス」を西側から登り始める。近くの人に聞きながら車道を進み、宝寿寺で一休みする。しばらく車道を登り登山道に入る。田熊分岐から一登りで青影山に着く。山頂は村上水軍の城跡で南側の瀬戸の島々の大展望が広がっている。田熊分岐に戻り小さなアップダウンのある縦走路を進む。大山は山頂標識もなく三角点が寂しくあるだけだった。すぐ先のピークであずまやが有り展望もよいので一休みする。下って大山峠、上り返し因島アルプスの最高峰奥山に着く。広場になっていて数多くの石仏が並び展望は良い。椋浦峠へ向けて木立の中の快適な下りが続くが途中から木段に代わり一気に下る。椋浦峠でバス時間を確認、出発が予定より早かったのでさらに東側のP208mの山頂へ向かう。山頂は広場になっていて此処も石仏がある。三角点は判りづらくて広場の端にあった。椋浦峠に戻り車道を土生港方面に下る。
縦走路では展望も天気も良く瀬戸の島々を眺めながら気持ちよく歩けた。千守バス停から島内巡回バスで土生港方面に向かい宇和部で乗り換えて尾道駅に向かう。
予定より早く帰れ、同窓会が行われるホテルまでのんびりと歩く。故郷益田での古希祝いの会から二年、今回は参加者が八名と少ないが楽しい時間を過ごせた。