今回探訪する三角点付近は地形図では工事用道路も破線状態で登山道も有るには有るのだが現状はよく判らない。ネットで調べると三角点のある稜線に登っている記事が有ったので参考にして出かける。さらに航空写真も入手して準備する。
中津川行きのバスにて滝沢サイクルパーク入口で降ろしてもらう。サイクルパークへの車道をのこのこ上る。サイクルパーク分岐から右に倉明トンネルへ向けてさらに車道を上る。トンネルは鍵が掛かって閉鎖されている。芋平沢(ほとんど人工的な沢)の横の管理歩道(たぶん)を上がって行く。芋平沢が角度を変える箇所で一段目の大きな平場に着いた。さらに上部に向かって管理歩道を上る。二段目の平場に着いた。此所には地形図にはない隧道が有る。隧道の右側から登り始める。上り易そうな処を選びながらも急で、微かな踏み跡を探しながら上るが、足がずり落ちそうで四点支持状態で進む。帰りはお助けロープが必要かなと思いながら動物除けのネットを潜って何とか稜線にたどり着いた。滝沢ダム工事の原石山の隅っこらしい。少し下ってかなり大きい平らな荒れ地に降りる。GPSで確認すると地形図上の1013m付近で、三角点は南側約300mにある。GPSを頼りに進み車道に出る。車道の大きくカーブする辺りに三角点は有るはず。標識も壊れていたが三角点・小双里を発見してほっとする。証拠写真を撮って往路を戻る。平らな荒れ地で昼食にする。
稜線の下降場所からお助けロープを用意していつでも使えるようにして慎重に下り始める。上りのコースより右の植林帯を下れば楽そうなので右方向に滑り落ちそうなトラバースを慎重に進む。植林帯では急な下りだが植林を利用して滑っても止められるのでドンドン下る。登り始めた場所に着いてほっとする。結局お助けロープは使わずに下りられた。ひと休みして管理歩道を降りる。車道に出てのんびり歩き、サイクルパークのレイクビューハウスで休憩する。
帰りのバス時刻までかなりの時間があり少し迷うがループ橋からの眺めを見たい気もして歩くことにする。結局七停留所先の大滝郵便局まで約1時間10分も歩いた。