日向大谷行きのバスで出原にて下車、直ぐの橋を渡って大谷線の林道に入る。四つ目のカーブ付近から尾根に取り付く。稜線まで標高約700mの急登が続く。特に標高800m付近、850m付近さらに1050m付近の三ヶ所は40~45度のザレた急坂で、ステップもなくうっかりするとズルっと足元が滑るので四点支持(?)で木立や木の根を支えに登った。瞽女ヶ岳から一度下って上り返して展望がない樹林帯の小高いピークに三角点・大谷が有った。
ひと休みして往路を戻る。上りで緊張した急坂の下りは木立を頼りにトレランシューズでは少々頼りないが慎重に下る。P850mを過ぎて尾根を外さないようにと気を遣った所為か、北へ下るところで尾根がしっかりしている北東側に下り初めて何だか変だと感じて、コンパスに地形図とGPSを確認する。間違いに気づきトラバースして正規の下り尾根(急坂)に戻った。
バス停に戻り水道で汗を流して30分後のバスを待つ。今回もスポーツタイツを着用して歩いた。尋常ではない急坂での登行でも足の痙攣は起きなかった。が、階段の上り下りで膝を曲げた時(屈伸時)に痛さを感じた。酷使しすぎた為だろう。このコースは二度と歩かないだろう。