梅雨の晴れ間を逃すことなく、前日の山の会総会後の宴会も少々自重(?)したが、寝不足気味で出発する。人気の奥多摩だけあって平日にもかかわらず、駅からのバスはハイカーでぎっしり、昔はこんな事は希だったような気がする。
バス停で準備を済ませて登り始める。最初から植林帯の急登で展望もなく嫌になる。左側の雑木林の新緑に少し癒される。尾根に出ると展望も開け少しは気持ちが楽になる。休まず避難小屋まで一気に歩く。小屋裏から天目山(三ツドッケ)への急登を登る。手前のピークを過ぎ下って、岩混じりの急登を一登りで山頂に着く。写真だけ撮って先に進む。縦走路に合流してからは歩き易く何度も歩いた道だ。
小川谷林道への分岐で北に入る。急坂を約10分で七跳山に着く。山頂標識もなく三角点のみの寂しい山頂。少し休むが虫が五月蠅くて早々に大平山方面に歩き出す。支尾根も無く尾根を外さずに進む。最初のピークから東方面に向きを変え、落ち葉が積もっている急坂を大きく下って林道に出た。林道を横切り向かいの尾根に取り付く。標高約75㍍登って大平山山頂に着いた。
結構疲れていて帰りも長いので早々に往路を戻る。林道から登り返して七跳山から縦走路に戻る。陽がかげって少々寒くなる。避難小屋からは一気に下る。バス時間を確認、予定より一便前に乗れそう。植林帯で上部尾根を歩いている人達がいて賑やかだ。バリ尾根愛好者だった。バス停で暫し世間話、以前の山の会員の話題も出て懐かしんだ。
少しペースを上げて歩いた所為もあって足がパンパンになっていた。バス停側の酒屋さんはお休みで、打上は下車後にビールを美味しくいただいた。