昭文社地図ではこの山を「両見山」としており、ネット上の記録でも両見山とする例が後を絶たない。地元では有史以来「三合落」であり、両見山(リョウゲンザン)は金剛院の裏にある748m峰とのこと。別名とか異説とかのレベルではなく、完全な誤りであることは地元では常識だそうである。(ネット検索)
四阿屋山の登り口である小鹿野町へのバス便の都合で、始発の電車で出かける。三峰口駅から小鹿野町小森で降りる。桜本コースで歩き始める。樹林帯で展望はない。両神神社奥社からは「急坂につき登山禁止」看板をすり抜けて山頂への直登コースを選ぶ。ほんとに急坂、脆い岩稜帯を何とか抜けて無事三角点・東家山のある山頂に着く。21年前に来たときにはこんな急坂を登った記憶は無い。(現在問い合わせ中)
一休みして下山(正規のコース)コースから西側の尾根に入る。その後は地形図とコンパス片手にアップダウンのある尾根を忠実に進む。約40分位で850mピーク(主稜尾根)への登りが、かなり急なので右斜面をずり落ちながらトラバース気味に登る。主稜尾根に乗った後も地形図片手に常に現在地を確認しながら進む。山頂間近もかなりの急坂でトラバース気味に登り、直下手前で無理矢理尾根に這いずりながら取り付き山頂にやっと登り着いた。三角点・小森と手作りの山頂標識「山合落」がある。木々越しに両神山が望める。アップダウンも厳しくかなり疲れた。
帰路も長いので休憩もそこそこにして往路を戻る。尾根上の各ピークで方向を変える処は、トラバースしながら越えていく。帰りのことを考えて迷いそうな処七カ所に赤布を付けてきたが、無事全部回収出来た。意外と速いスピードで歩いた疲れと暑さで、986mピーク手前で腿がピクピクし出す。休んで魔法の塩をなめる。その後は騙しだましで無事四阿屋山に帰り着く。長かった。四阿屋山からの下山は正規のコースで下り小森バス停に戻る。
今回疲れを取るサプリメントを試し、翌日は以外と疲れや筋肉痛が起きなかった。運動開始前、運動中にシトリック6310mgを服用し、運動後にはアミノバイタル3600を飲んだ。ネパールで活用しようと思う。