埼玉百名山巡り。しだれ桜で名高い清雲時の側にある若御子神社社殿の奥から、立派な階段状の遊歩道がありいきなりの急登となる。清雲時の桜は以前訪れたことがあるが、今年はまだ咲き出したばかりで寂しい感じだ。階段状の遊歩道をドンドン上がる。登り切った稜線上に左に浦山ダムへの遊歩道が下がり、ひと登りで国見の広場に着いた。暑いので衣服調整でひと休みする。行く手に木立の間に若御子山が望める。南へ杉林の尾根を下り若御子峠、尾根を直進してさらに進む。岩稜に突き当たり右の岩稜を越えて、虎ロープと赤テープに導かれて急な斜面を登る。スリップするとやばそうな登りだ。登り切って杉林の平地が若御子山だった。手製の小さな標識が有るだけの山頂だった。さらに進んで最高峰の大反山を目指す。尾根上を忠実に進み、830mピークへ向けて東側を急なトラバース気味の道を登る。緩やかになって暫くして大反山山頂だった。三角点と手製の標識がある。植林帯で展望はない。休憩する
下山は往路を戻る。若御子山からの下りは注意して下る。若御子峠から右の浦山ダムへの道に入る。トラバース気味に下り、尾根の分岐(明瞭ではない)を東方向に下る。踏み跡程度になっても何とか下る。下方に車道が望めだして、左に送電鉄塔が有る。そのまま直進して下る。最後は車道へ約2mのダイブになってしまった。送電鉄塔の方向に向かっていれば、巡視路に出て容易に車道に下れたはずだ。
ダムまでのんびり歩き、エレベータでダム下まで一気に下る。浦山口駅手前の名水で汗を拭く。すぐ来た電車に乗り予定よりかなり早く帰宅できた。