冬枯れ・日溜まり・気晴らしハイキング

 かまど倉(カマドクラ)は鹿沼市街の北西のあり、山頂の南側はそぎ落としたような大岩壁で、麓から見ると白いかまど状の岩窟が大きく口を開けているように見える。登山道はなくヤブがかった山で、山頂部にはのぞき岩があって胸のすくような眺望が得られる。と、説明があり期待して出かける。

 引田橋バス停から歩き始める。舗装された山道をゆっくり登る。植林の伐採作用が行われていて彼方此方に重機が動いている。さらに林道造成作業も行われていて、作られたばかりの道を歩く。が、地形図を片手に沢状の中の伐採地を無理矢理登る。岩壁の下部に着き、ガイドにあった右側の岩尾根上部の展望地へは行かず、左に回り込んで立木をつかみながら、急坂でスリップに注意してほぼ四点支持(腹ばい状態)で尾根にはい上がる。

 雑木のやせた岩稜の尾根を進み、途中から左に回り込んでかなど倉の山頂に着く。

 一休みして先に進む。直ぐ先に展望岩が有りゾッとしながら展望を楽しむ。少し戻って左折して急降下、平坦になった尾根上に鉄塔がある。その後も地形図を片手に尾根を進む。何度かのアップダウンをして岩稜地帯を登り切り雑木の展望のない川化山頂に着く。昼食とする。

 出発して直ぐの分岐で暫し迷う。地形図では約100m位で右折なのだが、50〜60mと判断して直進する。赤いペンキもありドンドン降る。が、何となく変に思えてコンパスを出し確認する。違っていた!急坂を登り返す。ホッとする。が、その先でまたもや予定したコースを読み間違えた。約300m先で左折する所を、大きな尾根の方に進む。しばらくして進入禁止表示が有るも、かまわず進み採石場に出てしまった。目的の駅も見えて降ればよいのと、引き返す(約200m)のも面倒で採石場内を降る。ブル道をドンドン下る。国道に出て駅までのんびりと歩く。結果オーライだが何となく集中力が散漫だった。またもや反省する。

川化山

かまど倉

3月13日;栃木・かまど倉〜川化山

南与野6:51−大宮7:09−春日部−新鹿沼9:11−引田橋9:29頃・・・大岸壁下・・・左尾根10:17・・・かまど倉10:36/40
・・・鉄塔10:55・・・川化山11:24/36・・・鉱山上部12:02・・・国道出会12:25・・・坂荷駅12:42、13:26−春日部15:17−
大宮15:48−南与野15:55

ルートを間違えて出た採石場
と 坂荷駅

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