西平岳

中岳

釈迦ヶ岳

西平岳付近から

鶏頂山

釈迦ヶ岳

鶏頂山

中岳

釈迦ヶ岳

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鶏頂山手前から

那須・釈迦ヶ岳〜鶏頂山

9月9日

南与野4:58−赤羽5:20−宇都宮6:59−今市7:36・・・新今市8:17−新藤原8:46−(タクシー)−ゲート手前9:10頃
・・・ゲート9:18・・・西平岳登山口9:43・・・西平岳11:10・・・中岳10:27・・・釈迦ヶ岳11:52/12:00・・・鶏頂山12:50/54
・・・釈迦ヶ岳13:47/53・・・中岳14:11・・・西平岳14:32・・・登山口15:20・・・ゲート15:42・・・新藤原駅17:10、18:09−
新今市・・・今市19:12−宇都宮19:54−大宮21:18−南与野21:25

 那須の高原山は南側の釈迦ヶ岳火山群と北側の塩原火山群の総称である。北側の塩原の山々は昨年歩いたが、南側の釈迦ヶ岳火山群は公共交通の便が悪くなって足(車)の無い身としては計画が立てにくい場所だった。何度も足の計画を検討するも中々良い案が出てこなかった。が、登山口まで最短の場所から仕方なくタクシーを使うことで出かける。当然日帰りが条件である。

 18切符を使って始発電車で赤羽を経由して宇都宮〜今市へ、少し歩いて東武電車に乗り換え新藤原で下車する。予約してあったタクシーに乗って西平岳登山口へ向かう。林道に入ると道路の整備がされていないようで路面が大きく抉れていて乗用車では少々無理の状態で、ゲートの手前でストップとする。迷っていた帰りの予約もせずに歩き始める。

 林道を暫く歩くと鍵がかかっていないゲットがあった。さらに登山口に向かって歩く。運転手さんが言っていた「熊が出没しているから注意して行きなよ」を思い出して効果の程は判らないが盛んに海女さんがやる「磯笛」を吹きながら歩く。登山口で一休み、樹林帯の中に笹原が続いている尾根道を黙々と登る。100b毎に標高表示がある。傾斜が緩むと西平岳に到着する。展望はない。暫く進むと展望が開けて左に鶏頂山、正面に中岳、釈迦ヶ岳が望める。遠いな!。気を取り直して中岳へ向けて下る。下りきり岩混じりの樹林帯を登り返しで中岳、展望もない。また下りきって笹原の中の急坂をゼイゼイ言いながら登る。釈迦ヶ岳の山頂では二人ずれの登山者に会う。一休み・昼食とする。先は長い。またもや大きく下る。樹林帯をトラバール気味に歩く。後ろに釈迦ヶ岳、左前方に鶏頂山を眺めながら鶏頂山の登りを上がる。最初から少々オーバーペースで歩いた所為で足がピクピク・ビリビリし始める。まだ半分も歩いていないので少しペースを落として歩く。鶏頂山の山頂、神社に元気に遊び続けられるように祈願して来た道を引き返す

 釈迦ヶ岳、中岳、西平岳を登り返して、標高差約六四〇mを一気に下り林道に到着する。少々疲れた。林道から県道に入り新藤原駅まで約9qを歩く。駅に着くと同時に電車が出発してしまった。身体を拭いて汗を落とし、近くの雑貨屋で酒を買って駅のホームで打上をする。長年の宿題をやっと果たしたことでビールの味も格別だった。車中は往復とも読書で過ごす。疲れた。