尾瀬・皿伏山、荷鞍山

8月4日〜6日

南与野7:34−大宮−高崎−沼田10:11、10:45−大清水12:20頃−(エコバス)−一ノ瀬12:48・・・三平峠13:46・・・尾瀬沼14:05
・・・キャンプ場14:51(テント設営)・・・散策・・・(テント泊)5:20・・・南岸分岐6:00・・・大清水平6:15・・・皿伏山7:02・・・
セン沢田代7:15・・・白尾山8:19・・・荷鞍山分岐8:40・・・荷鞍山9:10/9:25・・・荷鞍山分岐9:53・・・白尾山10:01・・・
セン沢田代10:28・・・皿伏山11:10・・・大清水平11:52/12:12・・・南岸分岐12:24・・・キャンプ場13:11(打上)・・・散策
・・・(テント泊)6:45・・・三平峠7:34・・・一ノ瀬8:30−(エコバス)−大清水9:20−戸倉9:35(温泉入浴)11:20−沼田13:45頃
沼田13:13−高崎−大宮−南与野15:55

 今回は群馬百名山の皿伏山と白水社が読者からの山行報告をまとめた「日本の秘峰」に掲載されていた荷鞍山を登りに行く。荷鞍山は富士見峠から尾瀬沼へ向かう途中の白尾山の手前の尾根を南西約1q先にある登山道のない藪山となっている。
 料金の高い山小屋に泊まりたくないが、テント場が荷鞍山の近くにはない。テントを背負っての縦走はしたくない。見晴らし十字路からの往復か、尾瀬沼からの往復になる。交通の便と入山口から近い尾瀬沼からの往復にする。

 沼田から大清水に入る。一ノ瀬までの車道を歩く予定が低公害車両の試験運行で無料にて一ノ瀬まで送ってもらう。尾瀬では特定の入山口への利用集中の緩和や回遊型・滞在型利用を促進するために入山口のあり方が検討され、H23年〜25年の実験運行、さらに本年度は70日間の試験運行を実施しているとのこと。何はともあれ助かった。
 何度も歩いた三平峠への道だが、木道の整備が一段と進んでいる。キャンプ場では予約なしでも空きがあり設営出来たが、満杯の時は断られるとのこと。山小屋も同様らしい。散策に出かける。キスゲは既に咲き終わっていた。

 翌日は5時20分に出発する。尾瀬沼に沿って南岸分岐まで行き大清水平へ向けて登り始める。樹林帯の中をひと登りで気持ちの良い湿原に出た。休む暇無く先を急ぐ。朝露を予感したスパッツは正解だった。皿伏山への登りは樹林帯、時たま湿原が現れてホット一息つく。皿伏山頂は展望なく先を急ぐ。樹林帯の中を約150m大きく下り緩やかに登り返す。途中で形の違う燧ヶ岳が木々の間から望められる。白尾山は展望が良くて左手方向にこれから向かう荷鞍山が望める。
 荷鞍山への入口を注意して探しながら、赤符が有るとのネット情報を信じて先に進む。が、赤符がない。地形図の荷鞍山への尾根付近を2往復する。一カ所笹藪に向けて踏み跡があった。背丈を超す笹藪に突入する。5〜6m位で前方が開け、トラバース気味に刈り込まれた道が続いている。その後はしっかりした道が有って迷うことなくいったん下り尾根に乗っかってからは尾根筋を忠実に登っている。大岩を巻いて急登をひと登りで山頂に出た。狭い山頂で手作りの山頂標識と三角点がある。西側に遠く武尊山、今までとは姿が違う至仏山、東側には日光の山々が望める。登頂できた安心感で昼食にする。
 往路を戻り縦走路に出てからはのんびりと尾瀬沼に向けて戻る。皿伏山への急登も頑張り気持ちの良い湿原の大清水平で大休止する。さわやかな高原の風にしばしまどろむ。キャンプ地に帰り早速ビール。すっかり良い気持ちになって木道に横になり暫くうたた寝を楽しむ。

 翌日、のんびりと大清水に帰り温泉でさっぱりする。次に登る山を考えながらバスに揺られて暑い沼田に着き、ビールとお弁当を買ってほろ酔い気分で帰る。

白尾山

荷鞍山

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至仏山

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