富士山・高度順応
10月3日〜4日
南与野6:13−新宿6:41、BT7:10−高速バス−河口湖8:55、9:20−五合目10:15頃・・・佐藤小屋(テント設営)11:14・・・
富士山山頂(久須志神社)15:03/15:30・・・テント場17:43(テント泊)10:00・・・五合目10:50−河口湖11:30、12:10−
高速バス−新宿BT−南与野
今年も海外トレッキングに行くに当たって高度順応のために富士山へ出かける。台風の影響で天気が今一の状態が続く。10月に入って五合目まで直通のバスは週末のみになってしまう。5日〜6日に予約するも雨模様なので3日〜4日に予約変更して河口湖まで高速バス利用で行く。河口湖から五合目行きのバスに乗り換える。が、富士山が世界自然遺産に登録されたことで、バスは満員状態、立って五合目まで行く。
五合目はガスで視界無し。それでも続々と大型の観光バスがやってくる。日本人は意外と少なく外国人がほとんどで、特に韓国や中国の人が多いと感じた。人混みが嫌でさっさと佐藤小屋へ向けて歩き出す。小屋は休業中、素早くテントを設営してサブザックで山頂を目指して出発する。一面のガスで時々青空が出る空模様の中黙々と登る。今回で何度目だろう、帰宅して記録を調べたら10回目だった。最初は1995年で今話題になっている「弾丸登山」で登っていた。
九合目辺りで小雨が降り出す。風も出てきてカッパを急いで着る。下山も考えたが暫くして雨も止み青空が見えだし気を取り直して登り続ける。ほぼノンストップで登り続けて、少々疲れ(酸欠気味)たが約4時間で山頂(久須志神社)に到着する。年取った為だろう少々酸欠症状を感じた。年と体力に合わせてゆっくりと登らねばと感じる。
山頂は寒くてゆっくりと順応したいのだが、約30分で下山を始める。登山道は閉鎖のためだろうか、下山道入口はロープが張ってある。かまわず進んでドンドン下る。ガスって視界が悪く10m先も見えない。八合目の「江戸屋」の分岐で須走口と吉田口に分かれる。以前一度須走口へ降りたことがあり、途中からガレ場を無理矢理トラバースして吉田口に帰って事を思い出す。この時期標識は撤去されていて間違えないように注意して下る。少々暗くなった頃にテント場に戻り、急いで一人寂しく宴会を始める。夜半には雨も降りだした。
朝方には少し星が望めたが翌日はガスで天気は良くない。予定では二度目の山頂をと思っていたが、さっさと諦めて朝寝坊を決め込む。五合目の始発バスで河口湖に下る。高速バスの変更をしてお弁当、お酒を買って乗り込む。ゆったりとウトウトしながら寛いで帰る。これから約一ヶ月半のトレッキングに出かける。