冬枯れ・日溜まり・気晴らしハイキング

 続いて群馬百名山巡り、日暮山(にっくらさん)へ出かける。天気はイマイチだがバスの運行時間の関係で土・日・祝日でないと日帰りが難しい処で仕方ない。

 始発電車で逆方向の赤羽経由で高崎に向かう。上信電鉄車内で自前のお弁当の朝食タイムとする。下仁田駅から「しもにたバス・スクールバス」にて終点の初鳥屋で降りる。帰りの時間確認をして地形図を見ながら歩き始める。何を勘違いしたのか林道に入る場所を一つ手前で曲がる。暫く進んで地形図と違うことに気づきトコトコ戻る。近所の人に聞きながらやっと正規の林道入口にたどり着く。まあ時間もたっぷりあるし、準備をしてのんびりと歩き始める。いつもそうだが車道歩きは決して好きではない。が、車のない身としては2〜3時間位は苦もなく歩いてしまう。地形図を片手にドンドン・トコトコ歩く。林道の所々に「フキノトウ」がある。帰りに採って帰ろう。

 やっと林道終点に到着する。冬枯れで葉を落とした樹林帯に入り、直ぐに稜線に出会う。右に進路を変えて急な・ほんとに急な稜線を登る。山頂間近の処はステップもあまりなく立木などを頼りに登る。稜線が緩やかになると不動明王の石碑がありさらに石古利住命、摩利支天を過ぎ石祠と三角点のある山頂に到着する。展望はないが北端に行くと展望が開け、ガスで山頂が隠れている浅間山が望める。

 下山は往路を戻る。急坂の下りではよく滑るので注意しながら下る。林道に帰り着く。スーパーの袋を出して「フキノトウ」採りの準備をしてキョロキョロしながら下る。開いた物は避けて形の良い物・半開きの物を探して採る。手の指先がアクで黒くなるほど採ってきた。のんびりと採りながら下ったがバスの時間まで2時間半もある。天気も下り坂、冷たい風も出てきた。バス停の待合室はあるのだが建て付けが悪くて冷たい風が身にしみる。本の続きを読んでいたが寒くて我慢できない。カッパも含めて着れる物をすべて着込んでしまった。が、やはり寒い。途中から読書もやめてそこいらをウロウロ歩き・走り回る。やっと迎えのバスが着てほっとする。

 持って帰った「フキノトウ」は近所に配り、我が家も朝の味噌汁で春の香を楽しんだ。夕食時は天麩羅にしてもらい美味しいお酒の「おつまみ」になった。寒かったが、よかった!、良かった!

3月30日;西上州・日暮山(にっくらやま)

南与野4:58−赤羽5:16、5:23−高崎6:55、7:15−下仁田8:21、8:30−初鳥屋バス停9:00、・・・小平9:25・・・林道終点10:25
・・・鞍部・・・日暮山10:55/11:00・・・鞍部11:15・・・林道終点・・・小平13:00・・・バス停13:15、15:45−下仁田16:15、16:20
−高崎17:18、17:26−大宮−南与野18:55

怪獣?

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