谷川・阿能川岳
山行日時;3月16日〜17日
参加メンバー;Zu・O、Hi・T、Ry・K、Te・I、Sa・H、To・U、Ma・S
南与野6:16−大宮、7:00−関越道−水上−湯原町−登り口10:50・・・稜線12:15・・・テント場15:20(テント泊)5:30頃・・・
P1264m6:08・・・阿能川岳8:40/9:10・・・テント場10:30/11:10・・・登り口14:10−水上−関越道−大宮−南与野
六年前の4月に仏岩〜赤谷峠〜三岩山経由で好天気の中で楽しく日帰りで登った。今回は水上温泉近くから南東尾根をつめて山頂に向かうコースで出かける。
関越道を水上で下り水上温泉を過ぎ谷川温泉への道に入る。しばらく進んで駐車スペースを確保した場所から登り始める。急なガレ場を立ち木を頼りに強引に登る。帰りには決して下りたくない様な登りだった。その後も登山道など無い急坂は続く。標高約830mで稜線に出る。ホット一休みする。所々残雪が残っている尾根を登る。途中からは雪庇・岩稜も出てくる。1073mピークを越えしっかり雪道になる。1264mピークの手前の小ピークを越えて下った鞍部を本日のテント場にする。風を予想して雪の壁を造る。早々に宴会に突入する。
夜半は風が強くテントが潰れそうになる。夜明け頃には風も治まり良い天気で空ける。アイゼンが気持ちよく効いてピッチも上がる。1264mピークでは朝焼けの山々を眺め、しばし感激に浸る。1317mピークを越える。所々で尾根が狭くなり立木などを利用しながら上る。山頂手前の約1500m付近から岩稜帯に出る。直登するも岸壁で下りられず、少し下り戻って左に巻きながら超える。その先を少し上ると山頂が姿を現す。伸びやかな雪の尾根を下り、上り返すと山頂に到着した。目の前に谷川の山々が望める。左に浅間山、右に尾瀬の山々、上州武尊山も遠望できる。すばらしい天気の中、記念写真を撮り楽しい昼食タイム。
下山は往路を戻る。先ほどの岩稜は往路とは逆の左の急斜面の雪壁を慎重にトラバース気味に下って超える。此処でアイゼンを外してドンドン下る。テント場に戻りテントを撤収する。ザックが重くなるも良い天気ですばらしい山頂を踏めたこともあって皆元気にドンドン下る。稜線の分岐から、ほんとに急坂の尾根を下る。登り始めのガレ場は下りたくなくて、左の沢方面に進路を変えて下る。此処でも立木に掴まりながら慎重に下る。沢に出て沢沿いにさらに下り林道に無理矢理下りる。
温泉に入り楽しい遅い昼食をすませて高速に乗る。良い天気だったので帰りの高速は渋滞だった。新しく買った登山靴の試し履きもまあまあで充実した山行になった。 (Te.I記)
オジカ沢ノ頭
快適なテント場
風よけの雪のブロック
雪が降り始める
山頂からの谷川の山々