南アルプス「仙丈ヶ岳」
簡単には登らせてくれない 冬の三千b峰
.12月24日(下り)
テン場7:55・・・分岐9:00・・・尾根9:50・・・分岐11:40
・・・駐車場12:20
累積時間4:25、平均速度1.6Km/h
敗退地点にて
参加メンバー;Zu・O、Hi・T、Te・I、Ry・K、Sa・H、Se・O、Sa・H、To・U、Tu・T
山行実施日 ;12月21日〜24日
暑がりで寒がりの私。前回マイナス20度になったと聞き、寒さ対策が心配の山行です。
21日
大宮21:00に集合し、2台の車で出発。明日の雨の予報と24日からのクリスマス寒波を心配しながら現地へ向かう。
中央道の笹子トンネルがまだ開通しない為、高速を降り国道20号線を通り、再度高速を走り伊那ICで降りる。道の駅でテントを設営し仮眠。
22日
降り続いた雪で駐車場は真っ白。予報通りこの雪が雨となり、とりあえず登山口の柏木まで行くことにする。
柏木の駐車場には既に3台の車が駐車され、2張りのテントはあるが、動きがない。場所を変えるか相談をしていると、小雨になってきたので決行となり出発準備をする。女性3人パーティが先に出発。テントの中にいたのは3大学合同パーティで最後に出発。学生は、半分開いていたT氏車の窓をビニール袋で覆ってくれていた。感謝!雪は多いがトレースがありラッセルなしで楽だが、私たちだけの入山でないのがちょっと残念。林道をしばらく歩き尾根道になると、トレースはほとんどピークを踏んでいるので巻いて行けるところはトラバースして進む。気温が高いのか、汗が滴り落ちる。なかなか進まず、松峰をトラバース中に暗くなり、当初のテント場予定地に到達しないがコルにテントを張る。今回は7人用と4人用の2張り。宴会を楽しみ、明日は長丁場になるため早めの就寝とする。
23日
3時起床。まだ暗いがヘッ電を付け、出発する。松峰小屋手前で明るくなってきた。今日は良い天気。風も穏やかで寒さは感じない。地蔵岳の登りはきついが、鋸岳や中央アルプス、乗鞍岳、塩見岳、八ヶ岳などの素晴らしい景色になんのその!高度が上がるにつれ風も出てきたので目出帽を被り寒さ対策をする。上り下りを繰り返し、仙丈ヶ岳に近づいているはずだがまだまだ遠い。12時までと時間制限したがP2431m地点で撤退を決める。三千メートル峰はそう簡単には登らせてくれないようだ。残念だが明日から天気が悪くなるので11:20下山開始。
地蔵岳を下ったあたりで大学生のパーティとすれ違う。テントを上げて明日アタックするとのこと。天気が持つことを願うばかり。(全員登頂達成おめでとう)景色を楽しみながら下るが、こんなに登って来たのかと思うくらいなかなかテント場に着かない。15:30やっと到着。みんなで分けて飲んだ一口のビールがとても美味しかった。Hさんが炊いたご飯は絶品。最後の晩餐も、疲れているのか長くは続かなかった。
24日
7:55テントを撤収し下山開始。頂上付近は風が強そう。天気は下り坂のようで、雲も出てきた。「また挑戦しに来るからね」と聳え立つ仙丈ヶ岳を後にする。上りで巻いた松峰の頂上を踏み、滑りそうな林道を慎重に下り12:20駐車場着。女性3人パーティも時間切れで登頂できなかったとのこと。大宮労山より上部にテントを張っていたのに、すでに下山していた。早い!
仙丈ヶ岳 大仙丈ヶ岳
.12月23日(アタック)
P1971テン場5:25・・・松峰小屋6:30・・・地蔵岳8:10・・・
P2396(前回2日目テン場)9:25・・・P2431敗退地点11:20
A:前回敗退地点
直線距離:3.496Km、沿面距離:3.931Km、
累積時間:5:35
平均速度0.7Km/h、標高差:460m、
累積標高+1095m、-1107m
一休み
〈コースタイム〉
12/21(金)大宮21:00‐圏央道
川島IC‐中央道
伊那IC‐南アルプスむら道の駅2:00
12/22(土)道の駅‐柏木駐車場10:10・・・P1446分岐11:25・・・P1750分岐13:15・・・P1950分岐15:35
・・・P1971テント場17:10
12/23(日)テント場5:25・・・松峰小屋6:30・・・地蔵岳8:10・・・P2431撤退11:20・・・テント場15:30
12/24(月)テント場7:55・・・駐車場12:20
〈費用〉 一人10300円
.12月22日 (上り)
P1195柏木駐車場10:10・・・P1446分岐(不明・林道歩行)11:25・・・P1610分岐(上り北側の林道歩行)12:25・・・P1750分岐(不明・林道歩行)13:15・・・P1900尾根14:50・・・P1950分岐(上り南側トラバース)15:35・・・P1971テン場17:10
直線距離:7.739Km、沿面距離:8.163Km、累積時間:7:00、
平均速度1.1Km/h、標高差:776m、累積標高+1045m、-253m
登山軌跡は前回(2010年)と同様(林道を除く)
A
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大仙丈ヶ岳