南米・イグアスの滝、マチュピチュの旅

ブラジル側より

アルゼンチ側(悪魔の喉笛)

マチュピチュ

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6月7日〜16日

 あこがれだったイグアスの滝は、ブラジルとアルゼンチンの国境にある世界三大瀑布のひとつだ。ブラジル側の滝へはジャングルの中の遊歩道を進む。かすかな轟音が聞こえはじめて、しばらく進むと突然目の前に滝が現れる。いくつかのビューポイントの中で一番滝に近づけるのは、川の中程にのびた遊歩道だ。圧倒的なしぶきを浴びながら大きな虹がかかった滝はすばらしい眺めだった。
滝壺を巡るボートツアーはまさに滝の中に突っ込み全身ずぶ濡れで、目も開いていられない程で滝を「体感」できた。

 翌日はアルゼンチン側の「悪魔の喉笛」へ。上から滝を見下ろすが水煙で下までは見えない。滝壺の周りは沸き上がる水煙でまたまた全身ずぶ濡れになった。自然の迫力に感動した楽しいひとときだった。

 一方、同じく世界遺産のマチュピチュ遺跡は標高3400mのクスコ近郊から専用列車で約40分。世界からの観光客で大混雑のゲートを通り少し上ると、突然空中都市が現れた。石は近くの山から切り出したと言うが、いったいどうやってこれだけ精緻に組み上げたのか。昔の人の知恵と努力に感服する。青空の下まさに絵はがきのような景色だった。 (Ha.I記)

ブラジル側よりのボートツアー、滝に突っ込み全身ずぶ濡れになる