4月16日
両神山に連なる尾根で北側に赤岩尾根、南側に狩倉尾根がある。共に岩稜尾根で狩倉尾根は地図に波線の登山道記載もなく
地形図では狩倉岳から東へほぼ1キロ、まっすぐ続く尾根の両側に岩記号続いている。中津川から旧日窒鉱業所に入り、赤岩登
山口を見送り八丁隧道への林道に入る。**橋で準備をして狩倉岳の北尾根(P1086m経由)を登り始める。ザイルは忘れてきた
とのことで注意して登ろう。P1086mで一息入れる。地形図を確認しながら進み、東から南東に向きを変え立木などに掴まりながら
登る。1300m辺りからは露岩が現れ右に左にルートを選びながら急坂を両手両足を使って登る。傾斜が緩やかになって狩倉岳に
到着する。展望はなく山名標識もない。東に約100m下り目の前の岩峰・槍ヶ岳へ同じく約100mの灌木混じりの急な岩場を注意して
登り返す。槍ヶ岳の山頂は狭く此処も標識など無い。登ってきた狩倉岳、右奥に岩稜の赤岩尾根が望める。いったん下り横八丁の
岩稜帯に入る。右手(石舟沢側)が切れ落ちているので行き詰まったら左側を進むのが基本。岩稜の天辺を上り下り、時に脇に降り
たり一段下をトラバースしたりしてルートを選びながら進む。P1683mを登り終え前方に笹原が見えてくる。いったん下り登り返すと稜線
の大笹、やっと岩稜が終わり皆ホットして一服する。剣ヶ峰へは行かず手前の金山沢の作業道を下る。下り直ぐは雪が残っていて
凍っている。スリップに注意しながら慎重に下る。P1389m経由で西尾根を下る。落合橋からのんびり林道を下り車へ戻る。
帰りの道々ヤシオツツジを眺め、秩父の精雲時の桜を見学して充実感を感じながら帰る。(Te.I記)
横八丁(最初のピーク) 槍ヶ岳 狩倉岳
狩倉槍ヶ岳
狩倉岳(槍ヶ岳より) 右奥に赤岩尾根
精雲時
横八丁・P1683mへ