大猫山〜猫叉山

10月7日〜9日

南与野−東所沢8:20−所沢IC−関越道−上信越道−北陸道−滑川IC−馬場島テント場15:40頃(テント泊)5:20−取水口P5:35・・・
大猫山10:20・・・猫叉山12:55・・・ブナクラ峠14:50・・・取水口P17:30−馬場島テント場(テント撤収)−滑川(買い物)−滑川IC−
黒部IC−入善・明日キャンプ場20時頃(テント設営)−温泉−キャンプ場(テント泊)−生地海岸(散策・買い物・昼食)−黒部IC−
北陸道−関越道−所沢IC−東所沢18頃-南与野

 毛勝三山の猫叉山への山行お誘いが岳友からあり、直ぐさま参加を決める。以前から計画をしていて、剱岳を望むとびきりの展望台として写真仲間では名の知れた処。一度は登ってみたいと思っていたが、馬場島へのバス便廃止になって行きづらくなってしまった。近年ブナクラ沢経由で赤谷山と猫叉山への登山道が整備されて昭文社のマップでも明記されている。同時に大猫山経由の猫叉山も登山者が増えて登山道も整備されている。
 10月の連休は高速道路が混むので少し前の7日に出発する。連休の天気予報が今一なので初日の僧ヶ岳〜駒ヶ岳の予定を変更して行動時間の長い二日目の大猫山〜猫叉山を先に登ることにする。高速道路も順調に走り滑川で食料を買い込み、馬場島に15時40分到着する。無料の気持ちの良いテントサイトにテント設営、直ぐさま宴会を始める。五名の参加者で酒を嗜むのは一名半のみだが気にせず飲み始める。
 翌日3時半起床、5時過ぎに薄暗いなかを取水口まで車を走らせ、5時35分頃に大猫山登山口を登り始める。
最初からの急登、樹林帯で展望はほとんど無し。約450m上って標高約1400mでやっと一息つく。その後しばらくは傾斜も緩やかになったが、大猫山の南西尾根への登りでまた一汗かき大猫平に到着する。やっと展望が開け奥大日岳〜剱岳〜北方稜線の山々のシルエットの異様な姿が望める。いつまでいても飽きることのない好展望地で気持ちの良い湿地帯、紅葉もきれい、夏にはお花畑になっているだろうと思う。大猫山への最後の登りを頑張って登り10時20分に大猫山に到着する。これから登る猫叉山、北に釜谷山の姿が目に入ってきた。まだ遠い!。快晴の中で昼食とする。猫叉山への東芦見尾根は地元山岳会の人たちの努力で何年も刈り込みが行われて開通したのだそうです。感謝。常に右側に剱岳を眺めながら少しずつ山並みが変わるのを楽しみながら先に進む。子猫山を過ぎた辺りでガスが出てきて展望が無くなる。ブナクラ峠への分岐点、左に猫叉山へ向かう。草原を一登りで猫叉山の山頂に到着する。ガスって展望はなし。記念写真を撮り戻る。ブナクラ峠への下りはこれまた急で、笹や木立に掴まりながら下る。峠では可愛い石仏が迎えてくれた。さらにブナクラ沢沿いに下る。数度の徒渉をして取水口の駐車場に日が落ちる少し前に到着できた。急いでテント場へ帰り、テントをこれも素早く撤収して滑川市街へ、スーパーで買い物、黒部に向かう。宇奈月町の明日キャンプ場でテント設営後、温泉に入って遅い夕食と宴会で長かった一日を楽しく振り返る。
 夜半から天気予報通り雨が降り出す。3時半起床、ラジオの天気予報を聞くも天気はしっかりと下り坂の様子、しばし皆で悩む。体の疲れもあり雨の中を登るのは・・・で、中止して帰ることにする。再度寝直して遅い朝食後、海を見たくて漁港の「生地」に向かう。富山湾の蜃気楼が望め、白馬岳〜剱岳〜立山〜薬師岳まで望める処、生憎の小雨で展望は今一だけど、本日登る予定だった僧ヶ岳が望める。近くの温泉にゆったり入り「魚の駅」で買い物・昼食をいただいて高速に乗る。
 宿題を残した山行だったが長年思い続けた山に登れ、その展望の良さにカメラを背負いあげて、テント泊で再チャレンジしたいと思っている。

赤谷山        剱岳北方稜線の山々                         剱岳

猫叉山山頂

ブナクラ峠

釜谷山                                                猫叉山

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大猫平から大猫山への登り