飯豊・北股岳
11月20日〜23日
雪山の始まり、夜行で関越から東北北陸道に入るとかなり強い雨に出くわし、天気を心配しながら登山口へ向かう。小国の手前から飯豊山荘への道に入る。途中の国民宿舎の飯豊梅花皮荘で飯豊山荘方面はすでに冬季閉鎖されていた。雨は止まず暫し車中で待機する。取りあえず明日の好天に期待して、小国方面に引き返して道の駅で共同装備を含めてパッキングをする。雨の中を飯豊山荘へ向けて車道を約1時間歩く。天狗平ロッジの軒下を借りてテントを設営し、早速宴会を始める。雨は夜半には上がり星空が望めた。
3時起床、6時前に懐電を着けて丸森尾根を登り始める。早速の急登、岩稜もあって帰りを少々心配する。今月初めに降った雪が溶けずに残っている上に昨日来の雨(雪)が積もってしまったようで、暫くすると雪が出てくる。朝焼けで暫し周囲の山々を眺めて好天を喜ぶ。雪の量が中途半端のまま急登を登るが、中々高度を稼げない。雪も深くなりワカンを着ける。夫婦清水を9時半前に通過、雪で傾いた立木の藪は手強くて悪戦苦闘をする。今回はラッセルを楽しむ山行と言う名目、久し振りにフワフワの新雪や、好天でズッシリと重くなったベタ雪などタップリと楽しめた。
丸森峰の少し手前(1525m)で12時半、稜線までにはまだかなりの距離があり、時間が掛かりそう。時間切れで13時、引き返す。下りも結構時間が掛かり、また日の落ちるのが意外と早く、登山口の手前約30分の地点で懐電を点ける。テント場に17時40分頃到着する。ご苦労様でした。
手早く片付け宴会を始める。好天に恵まれた一日に感謝しながら、美味しいお酒に酔ってしまった。 (別途会報での報告あり)
西俣ノ峰?
丸森峰の手前1520m付近
えぶりさし岳