西丹沢・高指山〜菰釣山〜畦ヶ丸

12月18日〜19日

 先週に続いて西丹沢に出かける。今回は避難小屋泊まりで東海自然歩道の西端から丹沢の中川温泉へ下るコースを歩く。高速バスで出発点の平野へ向かう。十時過ぎに出発、高指山へは別荘地帯を抜け急坂を登り切ると山頂、山中湖と白く雪を頂いた富士山が目の前に望める。七年前に登ったときに富士の朝焼け撮影地に良い処だと思った記憶があり、機会が有れば実行してみたいと思っている。菰釣山へ向けて良い天気の中、風は少々冷たいが、のどかな日溜まり尾根歩きの始まり。大棚ノ頭を過ぎ先週歩いた西丸への尾根を右に見て先に進む。石保土山、西沢ノ頭、油沢ノ頭、ブナノ丸を過ぎて菰釣山に十四時過ぎに到着する。何故か山頂標識が無い、避難小屋までは近いので此処でのんびりとする。此処から南側に大拇〜椿丸〜浅瀬橋への尾根があり、藪尾根だが是非歩いてみたいと思っている。尾根への入口は笹に囲まれているが踏み跡はしっかりとしていた。避難小屋は数年前に改修されていてまだ木の香りが残っているほど新しく、勿体ないほどきれいだった。早速に宴会準備、寝袋に半身入って、寒いので熱燗で飲み始める。結局一人できれいな小屋を占有して静かな夜を過ごした。
 翌日は少し雲が出てきて寒い中、八時過ぎに出発する。中ノ丸、城ヶ尾山、大界木山、モロクボ沢ノ頭を過ぎ畦ヶ丸に十一時到着する。手前の避難小屋も居心地が良さそうだった。その後は温泉に向かってドンドン下る。一軒家屋避難小屋を過ぎてからは大滝沢に沿って登山道がある。途中からは沢を幾度も渡り、少々歩きにくく、歩き飽きて嫌になる。大滝橋に一三時に到着する。中川温泉まで車道を歩きやっと暖かい湯槽に浸かる。暖まった体でさらに車道を歩き、近くの食堂でビールに有り付ける。ほろ酔い機嫌で新松田、新宿経由で帰宅する。

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