足尾・赤倉山      6月15日

 暇にまかせて地図を眺めていたら日光白根山の南西側に「錫ヶ岳」と言う山を見つけ、いろいろ資料を集め残雪期に登る計画を立てる。資料集めのなかで日帰りの山「足尾・赤倉山」を見つけ良い天気の中出かける。
 中禅寺湖を9時過ぎに歩き始め、湖畔の狸窪を経由して半月峠へ向かう。標高が千bを越えているので良い天気だが肌寒い。一汗かいて10時半に半月峠着、遊歩道(作業道)に入る。ほぼ水平な道を進み、半月山展望台からの道に合流して縦走路に入る。遊歩道は踏み跡もしっかりしていて気持ちよく歩ける。1504mを左に巻き、なだらかに登った1511mで舗装された立派な運搬用作業道に出る。右の尾根に入り1514m、1446mを経てのびやかな笹原を気持ちよく登り、赤倉山に12時過ぎに到着する。下山ルートは左側尾根が林道への近道だが長い右側の尾根に入る。尾根は少しずつ傾斜を増して急坂の下りになる。踏み跡は薄くなり「鹿の道」を行く。眼下に足尾精錬所が望める処で、下れそうなので崖を下るが行き詰まり、結局登り返す羽目になってしまった。尾根に戻り左側の急な坂を無理矢理下り深沢(林道)を目指す。砂防用の堤防を数回越えてやっとの思いで深沢の河原に出る。ホットして沢で顔を洗い一息つく。崖を登り返して13時半頃に林道に出る。
 間籐駅で読書しながら列車待ち、水沼駅で温泉に入りビールとお酒ですっかり出来上がり、ウトウトしながら帰る。

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