南会津・真名板倉山 1月26日〜28日
豪雪地帯の南会津へ今年も夜中に出かける。車が塩原温泉を過ぎて日光街道に入っても雪は少ない。中山トンネル付近も道路のアスファルトは乾いて雪なし、湯ノ花温泉でも道路に雪少しの状態。山の雪は例年の三分の一程度らしい。小雪の中民宿で仮眠する。
朝食を頂いて9時頃出発。前沢曲屋(そば処)に車を置いて目の前の南西尾根を10時に登り始める。ワカン無しでも膝下程度で急坂をワッサワッサと登る。小雪が降り続く中、12時頃1040mで西尾根に取り付き、下がった鞍部で休憩する。その後は広い尾根をひたすら登る。傾斜も一段と急になり大きな山毛欅が多くなる。雪も深くなり膝上まで潜るがワカンも付けずに黙々とラッセルを繰り返す。木の根本は空洞がありうっかりすると腰まで沈み、抜け出すのが一苦労する。右からの尾根に合流、山頂近くは岩がゴロゴロしていて(雪の下でよく見えないのだが)岩の傍は落とし穴のようになっていて、はまるたびにどっと疲れる。14時山頂着。ひとかたまりの山毛欅があり、その一角に苦々しく巨大な反射板があった。雪は降り止まず早々に下山する。16時過ぎに前沢の曲屋に帰る。
早速温泉(共同湯)に入り民宿で宴会開始。夜遅くまで酒も山談義も進み楽しく過ごす。翌日は眩しいほどの快晴、田代山もくっきり望める。雪下ろし(雪整理)をして、途中で温泉に入りのんびりと帰る。真名板倉山もドッシリした山容を見せていた。