ナンガパルバット、K6・K7写真トレック   6月27日〜7月25日

 六回目のパキスタン、ナンガパルバットの南北両壁と、昨年途中で行けなくなったK6とK7・BCへ写真を撮りに出かける。参加者はいつもの仲間で、今回はアルコールの無い・持ち込めない国、アルコールが欠かせないグループとしては、どうなる事やら出発前から心配する。パキスタンの入国審査では荷物がノーチェック、係官のお酒のストックが充分だったのか、手持ちのお酒も無事通過する。
 現地は時ならぬ大雨で道路事情が悪く、予定通りに進めないとのこと。回復を期待(多分難しいかも)してコース順を変更して出発する。ナンガパルバットの北面・メルヘンベーゼは十一年振りの訪問、すっかり観光化されてロッジが数多く建てられていた。BC近くまで行って写真を撮る。
 その後、氷河を二日間歩いて昨年行けなかったマッシャーブルム山群のK7・BCへ、又、標高差4500mのナンガパルバット南壁のポーランドBCへ、それぞれジープを使いながら行く。各BCでは連泊して写真を撮るが、撮影は朝夕が中心で、日中は殆どシャッターを切らないで、デジカメで花を写していた。
 ポーランドBCからの南壁は、口を開けて見上げるほどの圧巻、朝日に輝く壁を飽きるほど眺めていた。(実際は必死でシャッターを押していたのだが・・・)
 観光旅行も実施、中国との国境・クンジェラブ峠、高山植物満開の標高4000mのデオサイ高原、保養地のラマ湖なども訪れる。アルコールのない(?)国、それでも日本から持ち込んだ貴重なお酒を機会ある毎に、仲間内で楽しんでいた。『日焼けサロン』と言う合い言葉も飛び交った。 
 やっとデジカメの整理も終わり約一ヶ月の旅を懐かしんでいる。写真650カットは現像したのみで、夏山シーズンが終わったらじっくりチェックをする予定       

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