　展望のよい山として一度は登ってみたいと思っていた山で、天気が良くて山に雪が有る時を選んで出かける。交通の便が悪くてバスは季節運行、仕方なく高速バスを利用する。(バスは4月1日～)

晴天の中、11時半杖突峠着、先客の車が四台停まっていた。唐松林の中を進む。雪はそれほど多くはなく、年間を通して良く登られている山らしく、トレースはしっかり付いている。看板も多すぎる位あり、少々目障りの感がする。東峰十二時半着、諏訪湖～美ヶ原～霧ヶ峰～八ヶ岳～南アルプス、背後に中央アルプス～乗鞍・御岳～北アルプスと360度の展望、あいにく北アルプスは雲が出ていて霞んで見える。雪で真っ白な浅間山も望める。いったん下って西峰へ向かう。西峰13時、一等三角点があり、展望も良い。

　帰りのバスの時間にはたっぷりの余裕がある。快晴で暖かい中、のんびりとしたいのだが、風が結構冷たいので往路を戻る。登山口14時40分、バスの時間まで約2時間もある。日溜まりで汗を乾かし記録を付ける。持ち込んだお酒を飲み始めるものの、結構寒い。やっと来たバスに乗り込み冷え切った体をさらにお酒で暖める。暖房とお酒で新宿までほろ酔い気分で帰る。

尚、春は高遠の桜見物をして温泉に入り、翌日登るのも楽しい企画、途中にザゼンソウの群落があり3月下～4月中が見頃だそうです。　　　　　　　　　　