エベレスト大周遊・写真教室

10月26日〜11月22日

成田−バンコク(泊)−カトマンズ(泊)−ルクラ〜パクディン(泊)〜ナムチェ(2泊)〜
タンボチェ(泊)〜ディンボチェ(泊)〜チュクン(2泊)〜コム・ラ(泊)〜ロブチェ(2泊)〜
ゴラクシェプ(2泊)〜ロブチェ(泊)〜ミルギン・ラ(泊)〜ドラナ(泊)〜ゴーキョ(2泊)〜
ドーレ(泊)〜ナムチェ(泊)〜モンジョ(泊)〜ルクラ(泊)−カトマンズ(3泊)−バンコク−
(機泊)−成田

 エベレストの夕焼けを撮りたくてツアーに参加する。夏には、はっきりとは姿を現さなかった山々を望み、じっくりと写真に撮ってきた。チュクンではこの夏に登ったアイランドピークをしみじみと思いだし、夕日に輝くその姿をカメラに納めた。素晴らしい展望のコム・ラ(峠)を越えて三度目のカラパタールへ。エベレストの夕日を撮るために、ゴラクシェプから二日間連続で登り、やっと念願が叶う。さらにミルギン・ラ(峠)を越えて二度目のゴーキョ。天気が悪くゴーキョピークへは登れなかったが、ゴジュンバ氷河上部の湖で氷河越しにエベレストを撮る。夕焼けも撮れた。
 夕焼けの撮影はとにかく寒い。日が落ちてから急激に寒さが身に凍み、ジッとしていられなくて動き回るも、寒さで腰がズシッと痛くなる。三脚は冷たくて素手では触れない状態、電池も懐に入れて使用する。終了するとあたふたと荷物をまとめて真っ暗になる中、懐中電灯を頼りにテント場に帰る。暖かいミルクティーが嬉しい。
 カメラ機材一式を背負っての標高5000mでの登りは結構辛い。皆がカメラポーターを雇っている中、自分だけ現役ぶって汗を流しながら歩いた。21日間、停滞日も写真撮影で歩き回る。夏のサミットに比べると、荷物の重さで高度順応は少し悪かったけど、まだまだ充分歩ける自信を持てた。来年は、一昨年の無念を晴らしに、ガッシャーブルムU峰を撮りに行きたいと思っている。
 撮影したフイルムは約1.000カット、費用も掛かるが整理の時間はもっと掛かりそう。のんびりと楽しみながら眺めたいと思っています。 (写真は写真コーナーを参照)

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