ネパール・パルドール西峰

3月19日〜4月3日

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成田集合−バンコク(H泊)−カトマンズ(H泊)−ガタン(T泊)〜ソムダン(L泊)〜
パイガタン(T・L泊)〜BC(T泊)〜パイガタン(L泊)〜ソムダン(T泊)〜
ガタン(T泊)〜シャブルベンシ(L泊)−カトマンズ(H3泊)−バンコク(H泊)−成田解散

 都連盟主催の手作り登山隊に参加する。バンコク経由でカトマンズへ、さらにジィープでシャブルベンシに到着、3年前にランタンへ来た時に泊まった町、懐かしさに浸る間もなく背後の急坂を喘ぎあえぎ車は上る。ガタンで車は終わり、トレッキングが始まる。シャクナゲが咲き乱れる中を上り、峠(3600m)越えから雪が現れる。雪解けの跡には桜草が彼方此方に群生で咲いている。サムダンでやっとガネッシュピマールの白い峰が姿を現す。鉱山跡のパイガタンクでは天候が悪化、夜半から風雪が強まりテントのフライが飛ばされそうになる。早朝ダイニングテントはポールが折れ、潰れてしまった。急いで撤収、風雪の中鉱山事務所へ逃げ込みホッとする。一日停滞後、快晴の中BCへ上がるが、またもや午後から小雪混じりの天気になる。天気は回復せず日程の都合もありC1〜アタックを断念、近くの4594m峰を登り下山する。
 この時期天候は安定していて、雪もそれほど降らないと思っていたが、思わぬ天気で日程の余裕も無く残念ながら登頂できなかった。今回の登山隊は夏の本番(タシカン峰)へ向けてのトレーニングとして企画されたもので、タシカンの全体日程、アタック日程と方法、荷揚げ方法、装備などの確認を、現地のエージェントと打ち合わせを行う。又、タシカン峰の登山許可取得へ向けてネパール観光省へ、書類、登山料を提出して帰国した。