10月07日〜24日

チベット・3BC写真トレック

羽田−関空・集合−カトマンズ(H2泊)−ザンムー(H泊)−ニエラム(L2泊)
−シシャパンマBC(T3泊)−チョー・オユー(T2泊)−エベレストBC(T3泊)
−ニエラム(L泊)−カトマンズ(H2泊)−(機泊)−関空・解散−羽田

 二年前のチベット周遊で訪れたエベレストBC、生憎の天気でエベレストを観ることが出来ず、再訪を期していたので6月早々に参加申し込みをする。9月に2度目のバルトロ氷河でパキスタンへ行き、帰国するなり体調を崩し九日間も入院、周りの心配をよそに少々無謀かなと思ったが退院四日目に、カメラ機具を含めて約40sを持って羽田に向かっていた。当然、薬持参である。
 中国への入国もスムーズにいき、ランクルで走り回る。シシャパンマBC、チョー・オユーBC、と順調に写真を撮る。チョー・オユーBCでは登頂に成功した日本隊に会う。少々羨ましい気がした。再訪を期していたエベレストBC、天気も良くて二年前の憂さを晴らしてくれた。夕焼けを撮る時になってカメラが故障、露出計が正常に動作しない。目の前の山は“ピンク”になっているのに頭の中は真っ黒、イヤ、真っ白、デジカメで諦める。色々考えても対策が思い浮かばない。電子式の欠点である。試行錯誤した結果、何時もタイマーが働くがスピードはフラッシュ撮影(X)と同じらしい(?)と気づき、別の露出計を使って2日目から不安を胸に“1/60−絞り”で撮る。帰国しての現像結果は良好、修理時に測ってもらった数値もほぼ一致して出来映えは別にしてまずは一安心した。
 体調を心配しての参加だったが、お陰で無事に過ごせた。写真撮影が主のトレッキング(?)で朝夕の寒さは尋常ではなく、バルトロ氷河同様−15〜−20℃は当たり前、モコモコに着込んで靴の中はカイロを入れて暖かいが、手の指先はどうしようもなく薄い手袋一枚で、フイルム交換が思うように出来ない始末、日中はシャツ一枚で暖かいのに、何でこんな思いをしてまでとつくづく思う。靴用のカイロにはほんとにお世話になった、感謝!、感謝である。これからパキスタンと併せて約1.500枚近い写真の整理が待っている。

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その他は写真コーナー参照