池口岳

6月16−17日

西所沢6:10−八王子IC−中央道−松川IC−善光寺−矢筈トンネル−大島−
池口岳登山口12:10〜黒薙の手前14:30(テント泊 )4:30〜黒薙4:40〜ザラナギ平6:00
〜池口岳北峰7:40〜南峰8:20〜北峰9:00〜ザラナギ平10:20〜黒薙11:40〜
テント場12:00(テント撤収)12:15〜登山口13:40、14:00−大島−善光寺−
《温泉入浴》−松川IC−八王子IC−西所沢21:20

 梅雨の晴れ間を利用して南アルプスの深南部にある池口岳(2392m)へ出かける。池口岳は池口登山口からのピストンで標高時間は上り約7時間10分、下り約5時間 40分、交通の便も悪く手強い山として残っていた。200名山ブームで登山者も増え 登山口までの私設遠山林道も整備されて車が入れるようになった(感謝)。遠山さん宅に挨拶し、水をもらって登り始める。
 水2gを含めたテント泊用品一式を背負っての上りはきつい、特に黒薙の頭へは標高差約800mの急登、テント場までは黒薙を越えてさらに登り4時間30分を要する。ガスがかかり展望はない中を黙々と歩く。黒薙の少し手前に笹原の気持ちの良い広場が現れ、当初の予定を直ぐに変更してテントを張る。美味しいサラダもいただいて早々に横になる。暖かくてよく眠れなかった人もいたようだが・・・。
 天気も予報通り回復して薄暗い中を出発、黒薙にて池口岳が姿を現す。遠い!。 南特有のシットリとした原生林、柔らかい登山道、イワカガミの群生、可憐な桜草、鮮やかなシダ群、良い天気で気持ちはハイになる。ザラナギ平から北峰への最後の急登もがんばり予定時間より早く山頂に到着。登ってきた山並みを振り返り、やっと登ることができた山頂で感激に浸る。展望も抜群で南アルプス南部の山々が望め、光岳が目の前に大きな姿を見せている。遠くにまだ雪を残している中央アルプスも望める。
 南峰を往復して往路を戻る。休憩時間を含めて往復約11時間掛かった。登山ガイドでは山中一泊(テント泊)、鶏冠山からの縦走等となっているが、黒薙への急登、ザラナギ平テント場の水場は往復45分、倒木が多い等から中高年としては重装備山行ではなく、登山口で一泊しての日帰り山行の方が良いと思う。

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