中国横断山脈・コンガ・シュエシャン山群トレック

4月19日〜5月01日

成田、集合−成都(泊)−カンディン(泊)−ヤージャン(泊)−ダオチェン(泊)−
リーワ(泊)−チョングース(泊)−ルオロン(泊)−チョングース(泊)−ダオチェン(泊)−
ヤージャン(泊)−カンディン(泊)−成都(泊)−成田、解散

 中国・横断山脈はヒマラヤの東方に位置する広大な未踏峰の宝庫で、特に美しい鋭鋒が集中している四川省の聖なる山群、コンガ・シュエシャン(貢嗄雪山)へのトレッキングに参加する。四川省・成都からパジェロで約890km、高度4000m以上の峠を四回越え、四日半走り続けやっとトレッキングを開始する。初日のキャンプ地からは未踏の主峰シアンレ・リ(仙熱日、6032m)、少し登ると未踏の鋭鋒シャルオ・ドジェ(夏諾多季、5958m)が望める。さらに高度を上げ夏の放牧地ルオロンでは是も未踏の秀峰ヤンマイヨン(中邁勇、5958m)、鋭く白い牙を天に突きだし、ヒマラヤの名のある峰に決して負けない気品と美しさを持っている。
 今回は写真を撮ることが目的で参加したが、天候が今一でヤンマイヨンは逆光、さらに雪も降り出し朝焼け、夕焼けが撮れず、少々不消化で引き返すが、カンディンの手前の峠では往路では観ることが出来なかったミニヤ・コンガ(貢 山、7556m)がくっきり姿を見せ少々興奮してシャッターを切る。次の峠ではラモ・シェ(田海子山、6070m)山群が眺められた。
 もう一つの楽しみは四川料理、行く先々の食堂でその土地の味を充分味わう。油断すると気管支へ辛い物が入り咳き込んで苦労するが、辛さが癖になりビールがすすむ。成都では薬膳料理を楽しみ、薬膳酒を土産に買って帰る。

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