大無間山、山伏

12月14−16日

東京6:35−静岡8:01、8:23−田代中11:20〜小無間避難小屋14:10(泊)6:30〜
小無間山8:20〜中無限山9:20〜大無間山10:30〜小無間山12:10〜小無間小屋13:45
〜田代中15:30(民宿泊)7:10−登山口7:20〜井川峠〜笹山10:30〜山伏12:50〜
新田15:20〜黄金の湯15:45《温泉入浴》18:08−新静岡19:45、静岡20:18−東京21:49

 大無間山は11月に駿遠の山を歩いた時、どっしりとして大きく、気になった山。雪があって少し寒いが登山道が凍らない前にと出かける。南アルプスの深南部に位置して、静岡からバスで約3時間、田代登山口から往復で約13時間を要する山で、2日分の水を持って避難小屋泊で出発する。
 避難小屋(P4)手前の急登、翌日のP3〜P1までの鋸歯状岩尾根でのアップダウンもきつく、小無間山からは雪がかなり付いてしっかり疲れて山頂に到着。大無間山の山頂からの展望は望め無いが、途中の尾根からは雪をかぶった南アルプス南部の山々を眺められた。雪道、鋸歯尾根の上り下り経て往路を登山口へ、民宿でビールをいただき、温泉に入ってやっとホッとする。疲れた!!。
 翌日良いバス便が無いので井川峠を経て山伏を越えて梅ヶ島新田温泉へと向かう。昨日の天気とはうって変わって山伏山頂ではすっかり雪空になる。雪の付いた新田への道を慎重に下る。蓬峠の直ぐ下で沢を挟んだ向かいの斜面にいる“熊”に出会う。敵も気が付いたようで耳を立ててジッと此方を見つめる。約5分後に敵は静かに餌を食べながら斜面を登っていく。ホッとして静かに歩き始める。後ろを気にしながらどんどん下り、見えなくなってドッと疲れを感じた。黄金の湯で3日分の疲れをとって帰る。大無間山は日が長い時期、温泉に2泊して日帰りで登る事をお勧めする。久しぶりに筋肉痛を味わった山行だった。

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