戻る

奥秩父・飛竜山〜和名倉山〜笠取山

11月23−26日

新宿−立川−奥多摩−お祭〜三条の湯(泊)〜飛竜山〜将監小屋(泊)〜和名倉山〜
将監小屋(泊)〜唐松尾山〜笠取山〜雁峠〜新地平−二の橋(温泉入浴)−塩山−
高尾−新宿

 なかなか行けずに気になっていた和名倉山は、主稜線から外れて少々不遇の山として知られ、和名倉沢の源頭の当たるところから名付けられた。山梨県側では白石山と呼ばれ、荒川の支流の滝川と大洞川が花崗岩のナメ滝の白色からきていて、地形図では白石山と記されている。
初日はタクシーで林道入口まで入り、紅葉が綺麗な林道を歓声を上げながら、のんびりと温泉目指して歩く。冷えた身体を温泉に浸して入山初日からの贅沢、芯から暖まりビールを飲んで生き返る。
 2日目、朝風呂を戴いて出発した人もいたようで好天気の中、稜線目指して急登を登る。将監小屋は暖かい薪ストーブが迎えてくれた。ビールも料理も美味しく、親父さんの四十数年の話も楽しく聞かせてもらう。
 3日目、和名倉山を往復、山頂は展望は無く、ひっそりと訪れる人を待っている感じで、十数年ぶりの望みがかなった感激をじっくりとかみしめる。道々の展望は素晴らしく、富士山に何時も見つめられながら、うっすら雪を戴いた南アルプスの山々、上州、浅間、・・・を眺めながら歩く。登山道は迷うような所はなかった。
 4日目も好天気、笠取山を経て雁峠から新地平へ下る。そば屋で乾杯、途中の温泉でも乾杯、温泉に始まり温泉で終わる山行も実に良い。