東大雪・ウペペサンケ山、ニペソツ山、ユニ石狩岳〜石狩岳

7月3−9日

 羽田−帯広−糠平−登山口(泊)〜ウペペサンケ山〜登山口−シュナイダー登山口
(泊)〜十石峠〜ユニ石狩岳〜登山口(泊)〜十石峠〜音更山〜石狩岳〜登山口(泊)
 〜杉沢出会登山口(泊)〜ニペソツ山〜登山口−糠平(泊)−帯広−羽田

 今年の北海道は東大雪の山々・ウペペサンケ山、ユニ石狩岳、音更山、石狩岳、ニペソツ山へ出かける。北海道は梅雨が無いと思っていたがよく雨が降った。ウペペサンケ山は一日雨の中で身の丈ほどある這松コギを強いられる。ユニ石狩岳はのんびりと登り、次の日に十石峠まで同じ道を歩いて音更山〜石狩岳を縦走する。此処でも這松と熊笹、木立のブッシュに悩まされる。又、途中でヒグマの排泄物(クソ)が登山道にかなりあり少々緊張する。以前から行きたかったニペソツ山は台風が近づいていて急いで登ってしまったが、行きも帰りもかなりのアルバイトを強いられる。
ヒグマ対策は“熊よけの笛”を吹きながら歩いた。ニペソツ山では山頂から遠くにいるヒグマを双眼鏡(監視員の)で眺めただけで幸いにも出会わなかった。ここ三十年ヒグマの事故は無く、人間が通る所を彼らが解っていて近づかないらしい。熊に次いで困ったのは蚊とブヨなどの虫でとにかく多い、虫除けスプレーは効果有るが途中で無くなり後は刺されるままで足と手と首筋はデコボコになってしまった。
石狩岳は十三年前に大雪を層雲峡〜美瑛富士まで縦走した時に、沼ノ原からのコースを検討したが実現せずやっと登れたの感があるが、縦走できず宿題を残してしまった。

戻る