ネパール・アンナプルナ内院トレック

11月11日〜27日

成田集合、バンコク(H泊)経由カトマンズへ(H泊)トレッキング、10日間(T泊)
フライトでポカラへ、トレッキング開始、チャンドラコット泊、ラン・ドルン泊、チョムロン泊、ドバン泊、
マチャプチャレBC泊、アンナプルナBC泊、ヒマラヤホテル泊、チョムロン泊、ラン・ドルン泊、
オーストリアン・キャンプ泊、カーレへ下りトレッキング終了、ポカラ泊(H泊)フライトでカトマンズ(H2泊)へ、
バンコク経由(機泊)で成田へ

 ネパール・ヒマールはクーンブ、ランタンに続いて5回目で、アンナプルナのBC(内院)までのトレッキングに参加する。
朝霧でフライトが遅れるが無事ポカラへ到着、トレッキング開始。チャンドラコットへの道では地元の子供達の少々意地悪い歓迎を受ける。
 一夜明けてアンナプルナ・サウスは雲の中だったが、マチャプチャレはその特異な姿を見せる。その後五日目までは午前中は晴れていても午後曇り、狭い峡谷を進むこともあって写真は朝焼けのみとなる。マチャプチャレBC到着時は霧の中、それでも目の前にマチャプチャレの高く大きな壁、標高差約3300mは口を開けて見上げるほど、圧倒されるがやがて霧に隠れてしまう。その後の3日間は好天に恵まれアンナプルナBCでの朝焼け、夕焼けを撮ることが出来満足。テント場の正面に標高差4000m
のアンナプルナT峰(8091m)、左にフォンダ(7647m)、サウス(7219m)、ヒウンチュリ(6441m)、右にテントピーク、グレーシャードーム(7193m)、無名峰、マチャプチャレ(6993m)と、ぐるりと氷壁や氷河が迫ってくる円形劇場、圧倒される。晴天と4000mの高度で夜明け時は寒くテント内で−4℃、テントフライはバリバリに凍って
いる。それでも太陽が顔を出すと一気に暖かくなる。6000〜8000mの山々の囲まれたBCでは電灯もなく、夜、寒い中星を眺めるのが楽しみである。
 皆満足した気持ちで往路を戻る。天候も良くなり高度が下がるに従い暑くなる。ラン・ドルンからオーストリアン・キャンプへ向かい最後の夜、スタッフと飲んで歌って踊って楽しい時間を過ごす。この地域は治安が良いところではないそうで、かなりの数のトレッカーが行方不明になり、殺されてしまった人もいるとのこと。この夜もシェルパ達は交代で夜も寝ないでの献身的な見回り・監視が続いた。当然、ロキシーもチャンの飲まずに、感謝!。
 今回、高山病で参加者一人が肺水腫(症)になりかけて、ガモーバックに入り(約3時間)かなり回復、その後もスタッフの努力で無事下山する事が出来た。高山へ行かれる方はそれなりの設備(パルス・オキシメーター、酸素ボンベ、ダイアモックスなどの薬、その他)と知識を持ったリーダーがいるトレッキング・システムを選んで(確認して)参加した方がいいと思う。
 写真の出来はともかく次は、この山並みを北側(チベット側)から眺めて(写真を撮って)みたくなり、来春4月に行くことを参加者の数人と約束する。

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