ネパール・ランタン・ヤラ・ピーク

5月05日〜20日

成田−バンコク(H泊)−カトマンズ(H泊)−バルク(T泊)・・・バンブー(T泊)・・・ゴラタベラ(T泊)・・・
キャンジンゴンパ(T2泊)、・・・高度順応トレック・・・ティキャプサ・カルカ(T泊)・・・ヤラ・カルカ(4750m)(T泊)
・・・ヤラ・ピーク(5520m)登頂・・・ヤラ・カルカ(T泊)・・・キャンジンゴンパ(T泊)・・・ラマホテル(T泊)・・・
シャブルベンシ(T泊)−カトマンズ(H泊)−バンコク−成田(機泊)−成田着、解散

 二月に歩いたネパール・ランタンへ今度はヤラ・ピークへの登頂の為に再訪する。ネパールは既に初夏で、道中の暑さを心配しながらトレッキングに出発する。前回皆の目をたのしませてくれたシャクナゲは、すっかり終わり残がいが残るばかり。キャンジンゴンパでは菖蒲、桜草が草原を埋め尽くし、日本なら観光名所になっている事だろう。高度順化で再度4773mのピークに登る。懐かしい!。しかし天気は今一で展望は無く、雲の中の山々を想い描いていた。
 ティキャプサ・カルカ、ヤラ・カルカへと高度を上げ、5/14、ヤラ・ピーク登頂目指して未明(3時)に雪が降りしきる中シェルパガイドの案内で出発。雪が積もった斜面を登り、万年雪(氷河)の舌端でザイルを結び合い、ヒックスロープを頼りにアイゼン、ピッケルを使って45度の雪面を登る。次の広い雪尾根ではクレバスが不気味に口を開けている。最後の急登を登り切り岩綾の狭い頂上に9時に到着。展望は良くなく雪が降る中で記念写真(しっかりと“会の旗”を入れて)を撮り合い早々に下山する。登りにまして慎重に下る。氷河が終わりザイル 、アイゼンを外してホッとする。テント場に12時着。その頃から急速に天気が回復して目の前にランタン山群の大パノラマが姿を現し、ガンチェンポ、ポンゲンドプク、ナヤカンガ、ヤンサツェンジ、・・・等の山々が覆い被さるように迫ってくる。今までの天候不順の分まで写真を撮りまくった。
 今回はテント生活で前回とは違い日本人好みの食事も食べられたし、高度順化に対しても十分に注意して水分の摂取、登高スピード、薬などの管理がなされ、ほとんどの人が順調に順化する事が出来た。当然お酒もひかえて注意した。出来れば夏の御花畑を見に再訪したいと思っているが・・・、蛭と雨が問題かな。

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