北八ヶ岳・天狗岳

3月22日〜24日

3月22日;京王新宿−京王高尾−JR高尾−茅野10:10、10:15−バス−渋ノ湯11:10
      渋ノ湯11:30・・・黒百合平13:50 (テント泊)
3月23日;黒百合平・・・中山峠・・・天狗岳・・・黒百合平 (テント泊)
3月24日;黒百合平9:15・・・渋ノ湯10:30、11:17−バス−茅野12:15、12:28−新宿14:38

 連休は天気が良くなく、天気が回復するのを待って出かける。JR中央線が線路故障で京王線経由となり発車も高尾発で遅れ、茅野へは連絡バスの発車予定時刻に到着。急ぎバス停へ、運良く冬時間のため何とか日に二本しかないバスに乗れる。
 奥蓼科へ近ずくに従って雪は多くなり良い天気と相まって眩しい程、渋ノ湯は下山者で一杯、風が強くて粉雪が舞っていた。
 準備を済ませ出発、四年ぶり五度目の冬の北八ヶ岳である。先の連休に降った雪で辺りは白一色、凛とした寒さが気を引き締める。曇り空で風が強い。カメラとテントでザックが重く、雪に足を取られ途中からアイゼンを付けて登る。見慣れた黒百合平に到着。気温−13℃、天狗岳が風で雪煙を上げている。強い風の中テントを張る。冷たい!、手が痛い!。早々にテントに入り寝袋に潜り込む。寒くて足先だけが冷たい、こんなに寒かったのは初めて、よく寝られなかった。
 明けて23日は快晴、中山峠から天狗岳へ出かける。樹林帯はかなりの雪でトレースを外すと膝上まで潜ってしまう。天狗岳の登り(北面)は風が強く寒いが、アイゼンが気持ち良く効き順調に登れる。山頂からは南八ヶ岳が目の前に大きく望め、遠く南アルプス、甲斐駒ガ岳・鳳凰三山、中央アルプス、北アルプス、美ヶ原、浅間山、上信越の山々・・・・・、素晴らしい展望を満喫できた。
一日カメラを背負って彼方此方雪の中を歩き回る。ビールが非常に美味しい!。二晩目は気温も上がり温かく眠れた。24日も快晴、テントの撤収を済ませのんびりと下山する。
今回の山行での反省、
  @フリース用品は水を吸いやすく凍ってしまうので手袋、帽子などには不向き。
  A手袋は薄いインナー(絹製品が良い)と厚めの毛製品が良い。
  Bオーバー手袋も必携(持ってたが今回使用せず、面倒がらず使うこと)。
  Cさらに手袋は自由に扱える(動かせる)サイズを選ぶこと。
  Dサングラスは日程に関係なく持っていくこと。

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