　奥武蔵の武甲山へと計画、少し物足りなくて二子山、武川岳を一緒に登ることにする。芦ガ久保駅に下車したのは自分だけ、二子山へは一部凍っている沢に沿ってのぼり、北面で日も当たらずとにかく寒い。稜線に出て暖かくなり最後の急登で息が切れ二子山（雌岳と雄岳）に到着。武甲山の採掘跡が無惨に目の前に現れる。
　武川岳へは所々雪が残っている道を、上り下りを繰り返してやっと到着。風は冷たいが日溜まりを見つけて早目の昼食。一休みし急坂を妻坂峠へと下る。峠から表参道への下りは心配していた通り雪で凍結していたが、拾った枝を頼りに慎重に下る。
　いったん大きく下って武甲山への上りにかかる。表参道は大部分が樹林帯（杉林）で展望も利かず、日も当たらず、吐く息も白く、黙々と登るだけ。最後の急登に気合いを入れ、御岳神社を経て山頂（展望台）到着。本日初めての登山者に会う。眼下に巨大な石灰採掘場があり少々興醒め。
　一服（タバコは吸わないが・・）して浦山口へ下山開始。途中気持ち良い尾根道を挟んで急坂をどんどん下る。林道に出会い所々凍結した橋立川に沿って下る。途中札所・橋立寺の大きな狸の焼き物に挨拶し浦山口駅に到着。休憩を入れて７時間１０分。
　寒さで少々持病の膝が疼くが、良い天気の中で気持ち良く歩けた。浦山口駅の裏側（道路沿い）に名水あり、土産に持ち帰り旨いコーヒーを楽しむ。