南米・パタゴニアトレッキング

1月16日〜30日

成田発→ダラス→(機泊)、→サンチャゴ→プンタアレーナス(H泊)、→プエルトナタレス→アスル湖(T泊)、パイネ3本塔トレック(T泊)、アスル湖→ペオエ湖(T泊)、グレイ氷河トレック(T泊)、ペオエ湖→カラファテ(H泊)、モレノ氷河トレック(H泊)、カラファテ→エルチャンテン(H泊)、フィッツロイBCトレック(H泊)、セロトーレ山BCトレック(H泊)、エルチャンテン→プエルトナタレス(H泊)、プエルトナタレス→プンタアレーナス→サンチャゴ→(機泊)、→ダラス→(機泊)、→成田着

 四度目の南米、今回は地球の裏側のチリとアルゼンチンにあるパタゴニアの南部トレックに参加する。ダラス、チリのサンチャゴを経由してマゼラン海峡に面した街プンタアレーナスへ、約22時間のフライトで到着。地の果てに来た感じ、遠い!!。
 パタゴニアの2つの山群の一つ、パイネ山群へ向かう。途中マゼランペンギンのコロニーを見学しながら気の遠くなるような大陸平原を車で走る。花崗岩の尖塔群(三本塔トーレス・デル・パイネ)の麓へのトレッキング、グレイ氷河の舌端へのトレッキングをする。好天に恵まれ氷河で削られた尖塔岩峰群に驚き、太陽に照れされた氷河の美しい碧さを体験する。
 チリからアルゼンチンへ移動してフィッツロイ山群へ向かう。氷河公園のペリトモレノ氷河では氷河トレック($65)に参加、アイゼンを借りて氷河上の歩行を体験する。フィッツロイ・BCとセロ・トーレBCへのトレッキングをするが、天気が今一でそれぞれのピークを見れなかったが、帰る日に天気が回復し山群の全容を眺める事が出来た。氷河に削り磨かれたピーク群はパイネ山群より凄く、特にセロ・トーレ(3102m)は信じがたい形をしていた。
 訪れた2つの公園は自然が十分に保護されていて、ゴミも無く、トイレ用の紙はすべて持ち帰るシステムになっており、公衆トイレは公園管理事務所が、それ以外は個人で処理するようになっている。日本との違いは自然を守るシステムが整備されている事とトレッカー(登山者)のマナーの違いかもしれない。
“風の大地”と言われるだけあってとにかく強い風が吹き荒れ、一日の内に四季があると言われているが、今回は比較的穏やかな日が続き、観光も含めて楽しい時間を過ごした。念願の地の果ての風景(ドラマチックな岩と氷の彫刻、広大な大陸平原、巨大な氷河)を眺められ山登りとは一味違った感激を体験した。日ノ出は6時半頃、日暮れは21〜22時頃、夕食は20〜21時頃から始まり、毎日寝不足の日が続いた。寝不足以上に長い往復の飛行機(フライト約48時間)にはほんとに疲れた。

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