ネパール・ゴーキョピークトレッキング

10月25日〜11月12日

成田−バンコク−カトマンズ(1300m)−ルクラ・・・パクディン(2652m)・・・ナムチェバザール(3440m)滞在、
高度順応・休養日・・・モーン峠(3979m)・・・ポルツェタンガ(3550m)・・・ドーレ(4040m)・・・マチェルマ(4410m)
・・・・ゴーキョ(4750m)・・・ゴーキョピーク(5360m)・・・ゴーキョ・・・マチェルマ・・・ポルツェタンガ・・・タンボチェ・・・
モンジュ・・・ルクラ−カトマンズ、滞在−バンコク−成田着

 二度目のネパール、前回のカラパタールに続いて、ヒマラヤの8000m峰4座を見たくて展望台であるゴーキョ・ピーク(5360m)まで登る19日間のトレッキングツアーに参加する。前回同様、山の写真を撮るために重いカメラ機材を背負って行く。
 ルクラからナムチェまでは前回歩いたところ、半年前を想い出しながらデジカメ片手にのんびりと歩く。ナムチェからサナサへ、カラパタールへの道と分かれてモーン峠(3979m)を越えてドゥード・コシ沿いに進みポルツェタンガ、ドーレ、マチェルマを経て最奥のカルカ、ゴーキョに到達する。カラパタールへのコースに比べてトレッカーの数も少なく静かな山旅が楽しめた。
 モーン峠からのアマダブラム(6812m)、タウツェ(6501m)の眺望は格別、又、タムセルク(6623m)、カンテガ(6799m)はゴーキョ・ピークまでドゥード・コシの谷間に大きく浮かんでいた。ドーレ辺りから白く輝くチョー・オユー(8201m)が見え始め、ゴーキョの湖ドゥード・ポカリの静かな湖面にその姿を写していた。未明に出発、晴天の中全員登頂。ゴーキョ・ピークでの展望は素晴らしく360度に広がる眺望は、カラパタールに劣らず自分としてはこちらの方が素晴らしいと思う。眼前にチョー・オユー、右にゴジュンバ・カンT峰とU峰、ギャチュン・カンと氷雪と岩壁の大屏風が連なり、さらにチャンツェ(7553m)からエベレスト(8848m)がもっとも高く盛り上がり、岩峰のローツェ(8516m)へと続き、右奥に三角形のマカルー(8463m)が大空に鋭い。眼下にはゴジュンバ氷河が氷河湖とサイド・モレーンを抱いて横たわり、その上空にはチョラツェ、タウツェ、アマ・ダブラム、カンテガ、タムセルクなどが浮かんでいる。こんな山々を目の前にして少々興奮しながら約一時間、写真を撮り続けた。天気も良くて少しずつ光線が変化するのを感じながら、いつまでもファインダーを覗いていたかったが・・・、全員で記念写真を撮り下山開始。高度を下げるに従ってエベレスト、ローツェ、・・・がその姿を隠していく、何度も休憩しては眺めていた。出来ればもう一泊して夕焼けのエベレストを見たかったが・・・。
 今回は天気に恵まれフライトも予定通り、砂埃で大変だったが体調も良くて高度順応も順調、よく食べよく眠れた。カトマンズでの三日間(フライト予備)は観光も買い物せずホテルで昼寝と読書とビールの日々を過ごす。次回はアンナプルナ山群へ行ければと思っている。

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