ネパール・カラパタール登頂(5550m)

3月12日〜29日

3/12:成田--香港--カトマンズ                     
3/13:カトマンズ--(ヘリ)--ルクラ--パクディン(2610m)         
3/14:パクディン--ナムチェバザール(3440m)              
3/15:ナムチェバザール滞在、高度順応・休養日             
3/16:ナムチェバザール--テシンガ(3500m)               
3/17:テシンガ--タンボチェ(3860m)                  
3/18:タンボチェ--デンボチェ(4410m)                 
3/19:デンボチェ滞在、高度順応トレック(4800m)            
3/20:デンボチェ--ロブチェ(4910m)                   
3/21:ロブチェ--ゴラクシェプ(5125m)--カラパタール(5400m)--ロブチェ  
3/22;パンボチェ(3930m)--3/23・クムジュン(3780m)--3/24・チュモア(2800m)
3/25;ルクラ(2840m)--(ヘリ)
3/26;カトマンズ
3/27;カトマンズ
3/28;香港
3/29;成田

 初めてのネパール、エベレスト(サガルマータ)をこの目で見たくて、展望台であるカラパタール(5550m)まで登る18日間のトレッキングツアーに参加する。今回は正月に6000mの夢が叶った事もあり、登頂する事より山の写真を撮りまくって来る事に主眼を置き、重いカメラ機材を背負って行く。
 カトマンズからは初体験の軍用ヘリでルクラへ、ネパールのトレッキングシステムは快適で、モーニングティ・洗面用お湯など他の国とは格段の違いで、料理も申し分なく最後まで気持ち良く過ごせた。叉、高度の関係でお茶(ミルクティ等)を飲む機会が多く、乾燥していることも有って無理なく飲め、ティタイムが待ち遠しくなるほどだった。スナップ写真は撮らないと・・・決めていたが、山が見えるとついシャッターを押す。デンボチェ辺りからは目の前に6000m級の山が連なり、三脚を持ってウロウロ。列の後ろで現地ガイド(シェルパ)があきれ顔でのんびり座って待っている状態。 パキスタンのカラコルムとは又違った感じの景色が続き、とにかくシャッターを押す。ゴラクシェプからカラパタールへの登りは5100mを越えての急登、カメラが重くザックを下ろし三脚をセットしての写真撮りを繰り返すうちに、登高意欲が失せてしまった。体力の無さをしみじみ感じ、5400m付近で諦めて目の前のエベレストにカメラを向け座り込む。皆は黙々と登り続け参加者11名で9名登頂する。
 ルクラへは来た道を引き返す。途中エベレスト・ビューホテルへ寄りリッチな気分でお茶を飲む。ホテルからは目の前にエベレスト、ヌプツェ、ローツェ、アマ・ダブラムを始め素晴らしい眺めが広がる。お茶¥150なり、安い!。結局撮った写真600枚、気に入った物がどれだけ撮れたか・・・、自信がない。今回天気は比較的良くて行動中は好天に恵まれ、3度降った雪も宿泊中でかえって景色を一新してくれた。気温は4000mを越えると朝は−10℃以下に下がり、風が吹くととても寒くて、更に乾燥していることで気管支を痛め、風邪気味となって鼻水が止まらず呼吸が重要な高地で辛い思いをしたが、今までの体験やリーダーの指導もあり高度順応は問題なく対応出来た。
 カトマンズでは日本食が美味しく食べられ日本人の多さを実感、又、物価の違いで考えられないような価格で買い物を楽しむ、でも損(高かった)したかも。トレッキングが終わる頃には再度来るぞ!、と公言していた。お陰で参加者の人から余ったお金(ルピー)を餞別にいただく。神の国・ネパールを少し勉強して次回はゴーキョへと思っている。

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