北ア・裏銀座コース

(烏帽子岳、野口五郎岳、鷲羽岳、笠ガ岳)

9月10日〜14日

高瀬ダム→烏帽子岳→野口五郎岳→鷲羽岳→笠ガ岳→新穂高温泉

9/10
 何とか仕事を終わらせて(?)夜行・急行アルプスで出かける。今回はNさんを仲間に引き入れての参加となる。列車はそれなりに混んでいた。車両の床に早速横になる。

9/11
 05:04、信濃大町に着。(記録を書いていて文字が二条になって来て大変眠い)タクシーで高瀬ダムへ、途中七倉ダムで時間待ち合わせをする。登り始め、とにかく急登、休む所もない、これでもか、これでもか・・・と言う感じで坂道は続く。(眠くて眠ってしまった)結局5時間30分の標準タイムを4時間で登って仕舞った。Nさんには少し(?)無理させてしまった。烏帽子小屋について先ずビール、旨い!。19時には早々に寝る。天気はまずまず雨も降らず、烏帽子岳へ行く途中約20分位晴天になり写真も撮る。その後はガスで何も見えず頂上でも約1時間待っていたけど何も無し。

9/12
 朝5時起床、天気は良さそう。6:30出発、三ツ岳が目の前に大きく見える。写真を撮りながらのんびり登る。三ツ岳を過ぎ野口五郎岳9:05着。昨日の登りの疲れは確実に残っている。来た道、これから行く道の長いこと、長いこと。天気も良さそうで太陽が顔を出し暑い!。東沢乗越から水晶小屋への登りは急登で、かなり長い距離を歩いてきた体には辛い。水晶小屋12:10着。ラーメンライスで昼食、12:45出発。ワリモ岳をすぎ、鷲羽岳の登りは今日最終の登り、頑張る。Nさん少々バテている。下りも足がガクガクで油断すると転ぶ。三俣山荘15:00着。本日9時間歩く、コース通りに歩けた感じ。夕食を作るまでに梅酒を飲み過ぎた。

9/13
 夜半から雨が降り出してきた。お茶漬けを少々食べて、霧雨の中を6:10に出発する。霧と雨の中をただ歩く。三俣蓮華岳へは今回も登らずパス、前回来たときと同じように霧雨の中を歩く。双六小屋8:15着、休憩もせずそのまま笠ヶ岳の方へ歩き出す。弓折岳で記念写真を撮る。その後がいけない、道を間違える。他人の足跡があったのでそのまま下ってしまった。途中からは完全に藪こぎ、藪も這松とナナカマドの中を歩く。靴の中に容赦なく水が入る。何でそうしたか今思うと不思議、反省しきり。 Nさんと二人で・・・・、これで約40分ロス、気分的(精神的)にも大きなダメージ。その後もダメージが残って歩くのに少々暗い気持ちになる。風も強く寒い。秩父平から抜戸岳への登り、笠新道分岐、それから笠ヶ岳山荘までの道は辛かった。14:00山荘着、山荘内はストーブで暖かい。濡れたものを乾かしてほっとする。ウイスキーを飲み始める。暖かくてとにかく気持ちよい。小屋のムードがよい。自炊の私たちにもテーブルを与えてくれる。同じ部屋の暖かいところである。夕食後ビデオを見ながら楽しく過ごす。明日も雨みたい。

9/14
 朝から雨、それに風がある。朝食(ラーメン)後、カメラ(Nさん)だけ持って山頂へ、15分位とのこと。風と雨の中での写真。小屋に帰りザックを背負って下山する。途中までの昨日来た道、下りは早い。分岐から新穂高温泉へ向けて急な坂道を下る。風も雨も強い。道は水でいっぱい。杓子平で一服(雨の中)、天気が良いと写真には非常に良いところだろう。コバイケイソウの残りが斜面一面、さぞ綺麗だったことだろう。4年後に来るか。その後の下りはとにかく長い。道が悪い、Nさんかなり苦労したみたい。予定より早めに林道(登山口)に到着。何となくこのまま帰ることになった。雨が相変わらず降っていて・・・・。バス停(新穂高温泉)に温泉がある。それも無料、感激!!。温泉に入り、サッパリしてバスに乗る。高山、名古屋経由で帰る。

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